フィリピン留学に向けた事前学習

フィリピン留学の事前学習

留学成功のカギは出発前の“事前学習”

フィリピン留学の出発前は英語を全く話せない人も多いため、フィリピンの語学学校では、これから英語を身につけたい初心者でも対応できるようなカリキュラムが用意されています。

ですが、日本で留学前に英語の勉強をしておくほうが留学中に吸収できることが多くなります。

以下で弊社スタッフがお勧めする日本での事前学習方法について紹介します。

1.単語と熟語を覚える

フィリピン留学前の速読速聴低単語集

留学前に、ある程度の単語力と熟語力を養っておけば、留学開始後のスピーキング力向上のスピードが速くなります。

また、留学中にも覚える単語が沢山出てくるので、できるだけ基礎的な単語は覚えてから留学に挑みたいです。

豊富なボキャブラリーを身につけるには英単語の本を使うのが一番近道です。

書店に行くと様々な英単語の本があります。特にZ会出版の「速読速聴・英単語シリーズ」が覚えやすくておすすめです。

この英単語の本では1トピック毎に長文があり、その長文に覚えるべき単語が散りばめられています。
トピックの内容も多岐にわたり飽きさせません。

長文後には単語・熟語ごとの解説が一覧で書かれています。
これらの単熟語は赤字で書かれているため、付属の赤いシートを使えば確認ができます。

そして、本のタイトルにもなっている”速読速聴”力を鍛えるためのCD/ダウンロードできる音声がついていて、長文をナチュラルなスピードで話してくれます。
このオーディオファイルの音声を聞いているたけでも勉強になります。

速読速聴・英単語シリーズ

英語レベルや習得目的に合わせたラインナップがあります。
実際に書店で中身を確認するか、Amazonのサンプルページを確認して自分の英語レベルに合わせたものを購入してください。

沢山あり過ぎて迷ってしまう方は特に太線(黄色いハイライト)の3冊が一押しです

★超初心者レベル(中学英語):Basic 2400
⇒中学レベルの語彙が中心。文章だけでなく、身近なものの一覧(顔のパーツ名称等)、前置詞のイメージ図と説明、基本動詞のイメージがあり、分かりやすいです。

★初級レベル(日常会話):Daily 1500
⇒会話やアナウンスなどの文章で、日常生活でよく使う語彙を中心にまとめられており、英会話の基礎を固めることができます。幅広い方におすすめです。

★中級レベル(TOEIC470~730点対象):Core 1900
⇒やや硬い語彙が使われているニュース形式の文章です。

★中上級レベル( TOEIC470~730点対象):Opinion 1400
⇒ある題材について、賛成と反対の意見が書かれています。論理や考え方を磨くのに適しています。同シリーズは中級以上向けの本が幾つも出版されていますが、この本が特におすすめです。

★上級レベル(TOEIC600~860点対象):Business 1200
⇒高度な社会的ニュースや経済の仕組みについて、硬い文体で綴られています。

★上級レベル(TOEIC730点以上対象):Advanced 1100
⇒普通は使わない硬い言葉や専門用語が多いです。

たくさんの単語をざっと覚えようとするより、毎日少しずつ、繰り返し勉強して定着を図る方が効果的です。

もしも、留学中の自習用に持参される場合は、長期留学の方でも1~3冊で十分です。

2.中学文法を見直す

授業でフィリピン人講師と会話するのに、最低限必要な英文法を大学受験や独学などである程度覚えている人は心配はありません。

ですが、中学英語の文法すら忘れてしまった方は事前に見直しておいたほうが良いです。

見直すだけではなく、使えるようになるまで準備しましょう。

留学開始直後は、単語の羅列であっても自分の話したいことが伝われば良いのですが、それではいつまでたっても正確な文章は作れません。

文法(グラマー)は日本にいても独学で学習できます。書店で自分で学びやすいと思う簡単な文法書を探してみてください。

マーフィーのケンブリッジ英文法シリーズ

もしも、何を買ったらいいかわからないという方へのおすすめは、「マーフィーのケンブリッジ英文法シリーズ」です。

フィリピン留学の語学学校でも、よく使われている大人気のグラマー参考書『Basic Grammar In Use』の日本語版です。

留学先の学校でも、同じ本の英語版を使って勉強する可能性があります。

(気になる方は、お問合せいただけたら留学予定の学校で、この本の英語版を授業で使用できるか等を確認いたします。)

マーフィーのケンブリッジ英文法(アメリカ英語の初級・日本語版)

この参考書は、フィリピンの語学学校でよく使われている『Basic Grammar In Use(アメリカ英語の初級)』の日本語版です。

マーフィーのケンブリッジ英文法(アメリカ英語の中級・日本語版)

中学英語は大丈夫だけど、高校の英語位からは怪しい…という方は、この中級編からはじめても大丈夫です。

Basic Grammar in Use(アメリカ英語の初級・英語版)

もしも、フィリピン留学に備えて、英語版の参考書で勉強しておきたいという人は、この英語版(アメリカ英語)の初級編で今のうちから勉強しておくのもお勧めです。

「すべて英語で学ぶのは難しそう…」と感じるかもしれませんが、内容は中学校の序盤で習う簡単な文法から始まります。

そして、実際の留学中の授業でフィリピン人講師が使う英語の文法用語を学べるという点でも適しています。

Essential Grammar in Use(イギリス英語の初級・英語版)

ちょっと、ややこしい話ですが先に紹介した「Basic Grammar in Use」はアメリカ英語の本です。

アメリカ英語のシリーズは「初級編」と「中級編」しか発売されていません。

ですが、イギリス英語版は「初級編」と「中級編」に加えて「上級編」まで発売されています。

これは最初のオリジナルがイギリス英語版で制作されて大好評だったので、アメリカ英語版や日本語翻訳版が作られたという経緯がある為のようです。

アメリカ英語版とイギリス英語版とでは、かなり似ている部分があります。

日本人の場合はアメリカ英語をベースに学びたいという方が多いので、先にアメリカ英語の本から紹介しましたが、イギリス英語を習いたい方や、最終的に「上級編」まで勉強したい方は以下のイギリス英語版「Essential Grammar in Use」をおすすめします。

3.時間に余裕があればスピーキング力を向上させる

最初に断りを入れておきますが、、、

留学出発までに、確保できる学習時間が少ない方はスピーキングの練習(会話練習)は留学後でまったく問題ありません

また、スピーキングの練習ができるといっても、正確な文法知識や英単語力がある程度なければ、結局のところ幼児程度の会話力で止まってしまいます。

そのため、初心者の方は前述したようにまずは文法の学習と英単語を覚えることに時間を割いてください。

フィリピン留学では、1日中マンツーマン授業を中心にして学ぶため、日本では伸ばしづらいスピーキング力がもっとも鍛えられます。

もしも、留学前に時間があって、スピーキングに関しても、できるだけ先に勉強を進めておきたい方には、フィリピン留学の語学学校が提供するオンライン英会話で、スピーキング力を磨く方法をご紹介します。

現在では、一般的な激安オンラン英会話の会社がたくさん見つかります。
激安のサービスでは、月額1万円程度で「25分レッスンが受け放題」といったプランまであります。

ここでは超激安のオンライン英会話でなはく、フィリピンの語学学校の元学校講師を多数採用しており中上級者にも対応している、セブ島にあるオンライン英会話「Cebuオンライン(セブ・オンライン)」を紹介します。

Cebuオンラインでは、TOEICはもちろん、TOEFL、IELTS試験対策、ライティング対策、ビジネス英語にも対応していて、限られた時間で効果的に成果をあげたい人にお勧めです。