フィリピン留学に行くなら欠かせない『辞書』
留学中に便利なアイテムとして、これまでは『電子辞書』が主流でしたが、、、
最近は代わりにスマホの『辞書アプリ』を利用する人が増えています。
留学に行く際の荷物が減り、外出中に辞書を持ち歩かなくてもいいので圧倒的に便利です。
なにより最大の魅力は無料であったり、有料アプリでも電子辞書より安い点です。
最近では電子辞書とスマホ辞書アプリのどちらが良いのか迷われる人も多いです。
それについてはこちらの記事をご参考ください。
今回の記事では留学カウンセラー目線で、おすすめの辞書アプリをご紹介します。
留学カウンセラーが選ぶ無料の辞書アプリ4選
目次
電子辞書の代わりに辞書アプリを使う留学生が増えている最大の理由は無料で使えるものがあるからだと思います。
ただし無料なので、いろいろと不便さを感じる点があることは受け入れましょう。
おすすめの無料辞書アプリ第1位『 Weblio英語辞書』
こちらは無料版と有料版があります。
無料版でも単語の音声再生ができる点が嬉しいです。
一つの語句を調べると様々な辞書から抜粋された例文も出てくるため、自分が調べたい用例かどうかもこれ一つで調べられます。
個人的には後述の無料英語辞書アプリの中ではこの「Weblio」が一番UIが見やすく使いやすいと感じました。アプリの容量も小さめですのでスマホに優しいです。
ただしオフライン環境下では使えないので、オフラインでも使いたいときは有料版にアップグレードすることをおすすめします。
「Weblio」が一番優れている点は、語句を調べると、意味や例文、類語も表示され、それをタブで切り替えられるので参照のしやすさ、速さは抜群です。
他の辞書アプリだとスクロールするか別ページになるのでパッと参照するには手間に感じます。
さらに無料アカウントを作ると、英検やTOEIC、センター試験に対応した英単語ミニテストもできます。※無料版は回数制限があります。
この「Weblio」に限らず残念な点は、広告がわりと大きく表示されていることですね…。無料辞書アプリなので仕方ないですが。
月額300円の有料版は、広告がなく、登録できる単語数も2万語と十分な機能になります。
おすすめ第2位『Dictionary & Translator』
オフラインでも音声再生ができる有能な辞書アプリです。
シンプルなUIで活用例も表示してくれます。無料でここまでの機能なら英語の勉強し始めの方はダウンロードしておいても良いかもしれません。
ボキャブラリーを増やすのに役立ちそうな単語のミニテスト機能も付いています。
このアプリを初めて使用する際は「英語⇔○○語」をいろいろな辞書の中から選んでインストールができるので「日本語⇔英語」以外にも、たとえば留学中に仲良くなった海外の友人の言語もインストールしておくのもコミュニケーションのネタになって良いと思います。
ただし、アプリの容量が大きい(英辞郎 on the Webの約10倍)のでスマホの空き容量が不安じゃなければ入れたい辞書アプリです。
英和辞典 | 和英辞典 English Japanese Dictionary
開発元:Bravolol Limited 無料
おすすめ第3位『Japanese English Dictionary +』
こちらもオフライン環境でも音声再生ができる使い勝手の良いシンプルなアプリです。オフラインで動かない機能はありますが、基本的に語句を調べるのでしたら問題なく使えて便利です。
こちらもアプリの容量が大きい(英辞郎 on the Webの約10倍)のでスマホに余裕があれば入れておいて損はないアプリです。
おすすめ第4位『英辞郎on the WEB』
2種類の無料版と有料版があります。
いずれも音声再生機能もあるので発音もチェックできます。
語句の意味を調べるシンプルな機能の「英辞郎on the WEB」(登録不要)と語句と例分の一部も検索結果に表示され、100件までの単語帳機能も使える「英辞郎on the WEB Pro Lite」があります。
登録不要の無料版だと語句の例文は表示されますが、例文も少ないのと類語が無かったので少々物足りなさを感じました。このアプリは有料版が良いかもしれません。
有料版(400円/月)の「英辞郎on the WEB Pro 」は収録データ220万以上の英和見出し項目を収録しています。
無料辞書アプリのデメリット
デメリット1「オフラインでは使用できない機能がある」
辞書を使う場面は、授業中や自分の部屋、自習室、または外出先など。
語学学校によっては教室内は授業に集中させるため携帯が使えないようWi-Fiを設置していないところもあります。
また、自習室やお部屋でも一度にたくさんの人がWi-Fiに接続するために、必ずしもサクサクとネットがつながるとは限りません。
そうなるとオンライン下でないと動かないアプリは機能しません…。
前述した無料辞書アプリの中にもオフライン環境でも使えるものもあります。
デメリット2「広告が入ってくる」
広告が煩わしいと感じる人もいるでしょう。
英語勉強に集中しているときに広告によって意識を逸らされるかもしれません。
デメリット3「収録語句や用例が少ない」
日常会話の類なら問題ないかもしれませんが、専門的な勉強をされる方にとっては収録語句が不十分に感じるかもしれません。
いつでもどこでも辞書アプリが使えた方がストレスがない、しっかり調べたい、より便利な方がいい、という方には有料の辞書アプリをおすすめします。
留学カウンセラーが選ぶ有料の辞書アプリ
有料版の辞書アプリのメリットはオンラインじゃない環境でも利用できる点、そして無料のアプリにはない便利な機能があることです。
有料辞書アプリが長く留学生の間で使われているものがおすすめです。
それだけ意味が調べやすく、様々な場面においても利用できる用例の多さによって人気だからです。
根強い人気の辞書アプリ『ウィズダム英和・和英辞典2』
おすすめはこの「ウィズダム英和・和英辞典2」
これは三省堂の「ウィズダム英和辞典 第3版」と「ウィズダム和英辞典 第2版」の2つの紙の辞書がセットになった電子辞書アプリです。
音声データは約4万項目もあります。この中には、成句やコラム、会話などの発音に注意すべき項目も含むので、英単語の意味だけでなく正しい発音もわかります。もちろんオフラインでも利用できます。
検索機能で特長的なのは、よく思い出せない単語でも検索できる「パターン検索」が便利です。例えば「w」と「y」の間に二文字入る言葉を検索したり、指定した文字の箇所だけ任意の文字が入るように検索条件を設定することができ、かゆいところに手が届く便利さも魅力です。
また、前方/後方/完全一致検索、見出、成句、用例などの検索機能も搭載しています。特に日本語での検索にも対応した「用例検索」では、必要な言い回しをさまざまな用例表現で調べられるのでメールや英文作成にもとても役立ちます。
さらに、他のアプリを使用中でも辞書で検索できる「辞典Appで検索」もありがたい機能です。たとえば、英文の電子書籍を読みながらでも分からない単語を調べることができ、スムーズに読み進めることができます。
人気辞書アプリの最新版『ウィズダム英和・和英辞典3』
このウィズダム英和・和英辞典2の最新版「ウィズダム英和・和英辞典3」が2019年に発売されています。
この「ウィズダム英和・和英辞典3」はウィズダム英和辞典 第4版、ウィズダム和英辞典 第3版を収録した辞書アプリです。
これまでのウィズダム2との違いは…
項目数が増えた
・2,000項目追加され、収録語句が約104,000項目に。
・日常生活語彙を5,000用例を増補
・論述文の用例を約1,100収録
文法解説も収録
例)「現在完了形と過去形の違い」など
細かな語法の解説も増えた
例)「…にとって」の意の for と to はどう使い分ける?など
類義解説も強化された
例)sleep と fall asleep はどう違う?など
ただし料金は少し高め
4,040円 ※「ウィズダム2」は2,940円
〇iPhoneユーザーの方は以下のアプリから検索してダウンロードができます
〇androidユーザーの方はこちら
最後に
辞書アプリにも無料と有料でそれぞれの良さがあります。
留学準備段階において優先したいこともあるでしょう。持ちものを揃える費用も抑えたい、学習のためなら価格は気にしない…。
など個々人で優先事項は違います。
自分が何に重点を置きたいかをよく考えたうえで決めることが大事です。その過程でこの記事が参考になれば幸いです。