アメリカ自然史博物館の極小メガネザルより更に小さい!フィリピンのメガネザルに会いに行こう!

こんにちは。

フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。

休暇でアメリカ滞在中に書く「アメリカから見たフィリピン」第5 弾は、アメリカ自然史博物館で見つけたメガネザルについて。

今回、アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)の展示物と、セブ島の語学学校「Stargate(スターゲート)校」のボホール島(世界最小のメガネザルの生息地)ツアーをご紹介します!

「アメリカから見たフィリピン」シリーズ第1弾~第4弾も併せてお読みください↓↓

第1弾:【アジア初】マニラにトランプタワー、不動産王ドナルド・トランプ氏も注目のフィリピン
第2弾:【セブ島】ブルーノートの雰囲気が楽しめる本格ジャズバー“Jazz’n Bluz”
第3弾:ニューヨークにも進出!フィリピンが誇るファーストフード店「Jollibee」!
第4弾:【アメリカから見たフィリピン】ニューヨークとマカティーの金融街散策&高級スタバ

1.アメリカ自然史博物館

アメリカ自然史博物館の館内

アメリカ自然史博物館といえば、映画「ナイトミュージアム」の舞台になったことでも知名度のある博物館です。

プラネタリウムや恐竜の化石、世界中の珍しい動物、鳥類、海の生き物等のはく製や標本が展示されています。

サルのコーナーで、大小さまざまなサルのはく製がある中で、とりわけ小さいサルたちがいるコーナーを発見!

アメリカ自然史博物館の猿の標本コーナー

こちらは、童謡「アイアイ」のモデルのAye-Aye、、名前は可愛いですね!

アメリカ自然史博物館のアイアイ

マダガスカル島に生息しているそうです。

じっくり見ると爪が鋭くて随分とワイルドなおサルさんで、正直歌のイメージと全然違いました(笑)

生物学で○○科とは、”family”を使います。

アメリカ自然史博物館の霊長類の展示物

写真左から、霊長目マーモセット科、霊長目メガネザル科、霊長目ロリス科、霊長目アイアイ科という並び順です。

この中でも特に小さなサルが霊長目メガネザル科のターシャ(Tarsius syrichta or Carlito syrichta)。

アメリカ自然史博物館のターシャとアヤコさん

メガネザル科の中で『Philippine Tarsier(フィリピンメガネザル)』や『Western or Horsfield’s Tarsier(ボルネオメガネザル)』などというように生息地や種類によって名前が分けられているそうです。

アメリカ自然史博物館のターシャ

展示されていたのばボルネオ島のターシャですが、フィリピンのボホール島に生息しているターシャが世界最小のメガネザルと言われています。

(ボルネオ島のターシャ、フィリピンのターシャに比べ、やや胴体が長いような。。)

ターシャ自体世界的に見ても東南アジアのごく限られたエリアにしか生息していない希少種なんです。

フィリピンのボホール島では、生きているターシャを至近距離で観察することができますよ!

2. Stargate(スターゲート)校のボホール島ツアー

希少種ターシャの生息地、ボホール島(Bohol Island)は、実はフィリピン・セブ島からフェリーで2時間程で行けて、日帰りでも十分楽しめる観光地!

セブ島留学中に人気のツアーの1つです。

セブ島の語学学校の中には学校主催のアクティビティーツアーが楽しめるところも多くあるのですが、『Stargate校』でも10月に学校職員のCHIHAYAさん引率のボホール島ツアーがあり、その様子を現地からシェアしてもらいました。

CHIHAYAさん↓↓です!

白い大蛇とChihaya

こちらは学校の掲示板に掲載の告知内容!
セブ島スターゲートのボホール島旅行

そしてスケジュール!

スターゲートのボホール旅行のスケジュール表

ボホール島の観光地として有名なチョコレートヒルズ、マンメイドフォレスト、ジップライン、バタフライガーデンを訪れ、フィリピンメガネザル、ターシャの見学と盛りだくさんの内容です!

2-1. ロボックエコツーリズムアドベンチャーパーク

ロボックエコツーリズムアドベンチャーパークの高速ジップライン

ロボック川のすぐ近くにあるアドベンチャーパークではジップライン、ケーブルカー(ゴンドラのような乗り物で最大8人まで乗車可)といったアクティビティが楽しめます。

フィリピンで流行のジップライン、森や山の中に張ったワイヤーを滑車で滑るアトラクションです!

ジップラインです↓↓スピードは、、意外にもそこまで速くないですよ(笑)

ジップラインに挑戦する勇気がないという方は、ケーブルカーを選ぶことができます。

また、往路はジップラインを、復路はケーブルカーというように組み合わせて景観を楽しむという手もあります。

2-2. フローティングレストラン

ボホール島ロボックリバーのフローティングレストラン

アクティビティーを楽しんでお腹が空いてきたころに到着しました、水上レストラン。

ここで1時間~1時間半かけてロボック川を下りながら、ビュッフェを楽しみます。

メニューは、チキン、フィリピン風焼きそば、揚げ春巻きなどフィリピン料理が中心で、デザートはフルーツやフィリピンの伝統的ななデザートも一緒に頂けます。

渓流ツアーの途中立ち寄ったのがこちら、地元の子どもたちがダンスを披露してくれます。

フィリピンと言えば、バンブーダンスが有名ですね!

ゲスト参加も大歓迎されますので、子どもたちとぜひ一緒に踊ってみてください♫

フィリピンのダンスについては「先生達がダンサーに!スターゲート校のカルチャーショー」のブログ記事もご一緒にどうぞ~。

2-3. チョコレートヒルズ

ボホール島チョコレートヒルズ

チョコレートヒルズはボホール島のほぼ中心に位置しており、世界遺産にも指定されています。

ボホール島チョコレートヒルズを登るスターゲートの留学生

高さ30メートルほどの丘が1000個以上も連なっていて、その景色を展望台から眺めることができるので、急な階段もみんなで頑張って登りましょう!

2-4. バタフライガーデン

ボホール島のバタフライガーデン
昆虫や爬虫類、鳥類など沢山の生き物を鑑賞することが出来ます。

その中でも大蛇は触ることができて大人気!

2-5. マンメイドフォレスト

ボホール島のマンメイドフォレスト

呼び名の通り、人工林が両側に広がる山間の道。

過剰な森林伐採のあと、洪水を防ぐために木々が植えられたそうです。

約2キロに亘って続くマンメイドフォレストでマイナスイオンをたっぷり浴びて、記念写真をパシャッ!

2-6. 世界最小のメガネザル、ターシャ

ボホール島のターシャ

お目当てのターシャ!
ターシャはストレスがかかると自ら頭を木や石などにぶつけて自殺してしまう、とても繊細な動物です。

鑑賞の際は
①カメラのフラッシュをオフにする
②大きな声を出さずに静かにする
③絶対に脅かすようなことはしない

以上のことを順守しましょう!

2-7. ハンギングブリッジ

ボホール島のハンギングブリッジ

ロボックリバーに掛かるつり橋です。
タイミングが良かったら、近くで水牛がのんびりと草をはんでいる様子を見ることができます!

まとめ

休暇でアメリカ滞在中に書く「アメリカから見たフィリピン」第5 弾は、アメリカ自然史博物館で見つけたメガネザル科のターシャについて!

世界最小のターシャはフィリピンのボホール島で観察することができます。

片手に乗るくらいの小さなおサルさんですが、可愛いからといって連れて帰るのはNGです。

「知らなかったは通用しない!海外で「いきもの」の持ち出しで逮捕されるケースも」、も併せてご覧ください。

Author: 阿部 桂子

セブイングリッシュのお客様&経理担当。2006年からフィリピン在住し、フィリピン大学セブ校マスコミ科を卒業。セブ島現地のことに精通している。