年齢層や時期による違いを教えて|自分に合ったフィリピン留学の環境

フィリピン留学 年齢層と時期による違い

フィリピン留学は、今では幅広い年齢層の人々に人気が高まってきた留学先です。そのため留学する時期によって留学環境や留学生の年齢層、目的が大きく異なります。

本記事では、10代からシニア層までの年齢別特徴と、時期による留学環境の違いを詳しく解説します。さらに、年齢や時期に合った学校選びのポイントもご紹介。


年齢層別に見るフィリピン留学の特徴

10代(中高校生や大学生)

10代の留学生は、春休みや夏休みを利用し短期間で英語力を伸ばすことを目的とする人が多いです。

学校のサポートが手厚く、親御さんが安心して送り出せる環境が整っている学校がおすすめです。

GLCは日系の学校なのでサポート体制は安心です。中高生の単独渡航にも人気です↓

iCrazyは台湾資本の学校ですが、未成年の単独留学の生徒も多いですので、他国の同年代の生徒との交流機会に恵まれます↓

特徴

  • 学校の成績に直結するアカデミック英語の基礎を学びたい方が多く、一般英語に加えて英検コースも人気。

  • 将来に備えた英会話力の向上を目的に、スピーキングコースを受講する留学生も多い。

  • 寮生活を通じて同年代の友人と交流ができる機会が豊富。

  • 中高生の場合は外出制限が厳しく制限されている学校が多め。大学生は大人と同じ規則のため自由度は高い反面、遊びに傾倒してしまい英語学習がおろそかになるリスクあり。

留学時期

  • 夏休み(7月~8月)や冬休み(12月~1月)、春休み(2月~3月)に集中します。す。

20代(大学生~社会人)

20代の留学生は、ワーキングホリデーの準備や、就職活動に向けたスキルアップを目的としています。

特に試験対策や実践的な英会話力向上を重視する傾向があります。

集中して学習できるバギオの人気校『Baguio JICプレミアムキャンパス』は初級者からワーホリ準備コースまで着実なステップアップができます↓

同じくバギオの学校です。『A&Jメインキャンパス』ではワーホリ準備コースは実際にレストランでの実地研修ができます。↓

フィリピン唯一のIELTS特化の学校『PINES IELTSキャンパス』です↓

特徴

  • ワーホリ準備のため、最低限の英会話力をつけておきたい人が多い。

  • キャリア形成を意識し、スピーキング含めた総合的な英語力を高めたい人も多い。

  • IELTSの試験対策コースの受講者が多い。

  • 留学中にインターンシップを組み合わせるケースもある。

留学時期

大学生は(2月-3月、8月-9月)に多くなります。

社会人の方で比較的落ち着いた環境を求める方は(4月~6月、10月~12月)が比較的費用を抑えられるためおすすめです。

社会人(30代~40代)

社会人の留学は、短期間で効率的に英語力を伸ばしたいという目的の方が目立ちます。仕事で必要なビジネス英語やプレゼンテーションスキルを学ぶ方が多いです。

一方、これから英語を使う必要があるためスピーキングを伸ばしたいという需要も高いです。

ビジネス英語に強い『Philinter』ではレベルに応じたビジネスコースがあるので、目的に特化した英語力を高められます。↓

特徴

  • ビジネス英語コースのある学校を選ばれる傾向は多い。

  • 1-2週間の留学でも授業をしっかり受けられる学校は人気。

  • 同年代の社会人の留学生が多く、交流の幅が広がる場としても活用ができる。

留学時期

オフシーズン(4月~6月、9月~12月)は比較的静かで集中しやすい環境です。

シニア層(50代以上)

様々なバックグラウンドを持った方が多く、英語スキルをさらに高めたい方、これから英会話力を身に着けたい方など目的は多様です。

施設が整っていて、のんびりとしたペースで学べる環境の学校が人気です。

 

特徴

  • 英語を楽しみながらリラックスできる学校を選ばれる方が多い。

  • リゾート型の学校や治安の良い地域を選ぶ人が多い。

  • クラスメイトとの異文化交流を楽しむ方も多い。

留学時期

オフシーズン(4月~6月、9月~12月)は比較的落ち着いた環境の可能性が高いです。

留学時期による環境の違い

夏休み(7月~8月)

夏休みは親子留学、中高生や大学生が多く留学するピークシーズンです。

この時期の日本人の留学は短期間の方が多いことも特徴です。また、同年代の友人を作りやすいこともメリットです。

特長

  • 学校が活気にあふれている。

  • ピークシーズン料金が設定されている学校も多く費用はやや高めになる。

  • お部屋は早期に埋まりやすいので、半年前~1年前から計画を立てると希望の学校の予約が取りやすい。

春休み(2月~3月)

2月は日本の大学生の割合がとても高くなります。3月になると親子留学や中高生が多くなる傾向にあります。

特長

  • 留学生同士の交流が活発。
    フィリピンの温暖な気候を楽しめる。

オフシーズン(4月~6月、9月~12月)

若い年齢層が少ない分、比較的静かで学習に集中しやすい時期です。6月には他国の親子留学が始まるので早めの時期が良いです。

ピークシーズンにかからない時期は費用が高くないため、長期留学を検討している方に適しています。

特長

  • 費用が安め。
  • 社会人の比率が高くなる。

年齢層や時期による学校選びのポイント

10代や学生の方向けの学校選び

  • 規則が自由過ぎず、かつ治安面も良好で、親御さんが安心できる環境を重視。
    学校内の寮滞在型の学校で、同年代の留学生が多い学校。

社会人やシニア向けの学校選び

  • 静かで落ち着いた校風や、リゾート型ののんびりとした学校。
    生徒数が数十の小規模から100名程度の中規模校だと、落ち着いた環境が保たれやすい。

混雑状況や費用を考慮する

  • ピークシーズンはお部屋が早期に埋まりやすいため、半年~1年前を目安に学校の空き状況を確認することが大切。

  • オフシーズンは社会人が多めのため、1人部屋や2人部屋は埋まりやすい傾向にあります。環境的にも学習に専念しやすいことが多い。

まとめ|年齢や時期に合った留学を計画しよう

フィリピン留学は、年齢や時期によって学習環境や目的が異なります。 本記事で紹介した情報を参考に、自分の年齢や目的に合った留学プランを見つけてください。

関連記事「初心者向けの学校は多いのか」や「良い学校と悪い学校はある?」もあわせてお読みいただき、理想的な留学を実現しましょう。


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Author: 畠尾 正行

英語力ゼロから2012年にフィリピン留学を経験。その後は学校スタッフを経て留学カウンセラー。第二言語習得論など英語学習について見識を深め学習アドバイスを行なう。