フィリピン留学の学校選びについて|最適な学校を見つける方法

フィリピン留学学校選びの方法

フィリピン留学は費用対効果の高い語学留学先として人気を集めていますが、その成功には学校選びが非常に重要です。

スパルタ規則校やリゾート校、IELTSなどの試験対策特化校など、選択肢が多いからこそ、どの学校を選ぶか迷ってしまう方もいるでしょう。

本記事では、学校選びのポイントや具体的な注意点、目的別のおすすめ選び方を詳しく解説します。


フィリピン留学の学校選びで重要なポイント

学校の特徴を理解する

フィリピンには多種多様な語学学校が存在し、それぞれに特徴があります。以下の学校の特徴を理解し、自分の留学目的に合った選択をしましょう。

スパルタ規則の学校

  • 特徴: 厳しい規則の中で英語漬けの環境を提供。英語以外の言語を禁止する「English Only Policy(EOP)」を導入している学校が多いです。また、コースの授業に加えて義務自習時間や宿題や小テストのがあります。

  • おすすめの人: 厳しめの環境で英語漬けになりたい方。IELTSのスコアアップが必要な方。

  • English Fella 1キャンパス(セブ)は、完全なスパルタ規則の学校で外出規制も厳しくまさしく勉強漬けの毎日です。

リゾート型の学校

  • 特徴: セブ島のリゾートエリアに位置し、英語学習とリラックスの両立が可能な環境です。シティの喧騒を避けたい方、英語学習と授業の後はのんびり過ごしたい方に向いています。

  • おすすめの人: 学びながらリフレッシュしたい人、南国の雰囲気を楽しみたい人。

  • Cebu Blue Ocean(セブ)は、学校寮と海沿いの外部寮でもオーシャンビューのお部屋を選択することができます。

試験対策特化型の学校

  • 特徴: IELTSやTOEICなどのスコアアップを目的としたコースを開講。留学中に試験を受験できる公式試験センターに認定されている学校もあります。

  • おすすめの人: 留学後に進学や就職を目指し、具体的なスコアを必要とする人。

  • SMEAGキャピタル(セブ)は、IELTS模擬試験を毎週実施しています。



  • PINES IELTSキャンパス(バギオ)では、8週間でIELTSスコアを2.0以上伸ばした実績を持つ学校として評価が高いです。

一般英語(ESL)の学校

  • 特徴: 多くの学校では一般英語コースを受講できます。基礎英語や日常会話を中心に学べる学校で、初心者向けのカリキュラムがあります。学校によって多国籍の学生が来ていて交流のチャンスも多い点も特徴です。

  • おすすめの人: 初めての留学や英語初心者。

  • Stargate(セブ)は、初心者にやさしい学校をコンセプトに挙げており、日本語による文法解説動画コンテンツを持っています。また、防犯対策の知識も豊富なので初めての留学でも安心度が高いです。

自分の目的を明確にする

学校選びの前に自分の留学目的を明確にすることが必要です。目的にあった学校やコースは十人十色ですので、良い学校は人によって異なります。

  • IELTSのスコアアップが目的 → IELTS特化校で点数保証コースを受講。スコア達成のサポート体制が整っている学校を選ぶのが近道です。

  • 日常英会話を習得したい → 一般英語学校のマンツーマン授業が効果的。初心者向けの学校を選ぶと、気兼ねなくしっかり学べます。

  • ワーキングホリデー準備 → 実践的な授業のある学校を選び、英語でのコミュニケーション力を磨きましょう。

学校選びで確認すべき具体的なポイント

授業内容と講師の質

フィリピン留学の魅力の一つは、マンツーマン授業が主のカリキュラムをリーズナブルな料金で受けられることです。

  • マンツーマン授業の効果 個々の弱点に特化した指導が可能で、特にスピーキングやリスニング力の向上に適しており、簡単な日常英会話力の素地を身につけられます。

  • 講師の質を見極める方法 講師のトレーニング頻度や繁忙期と閑散期の講師の人数に変動があるか等も質に影響します。学校の講師採用プロセスや特徴もあわせてエージェントに尋ねてみましょう。

学校の施設と周辺環境

快適な環境で勉強するためには学校の施設や立地条件も重要です。

  • 施設の充実度 寮の清潔さ、学習スペースの快適さ、Wi-Fi環境を確認しましょう。ジムやプールを備えている学校も多く、勉強以外の時間を有意義に過ごせます。

  • 周辺環境 学校がセブシティやリゾートエリアなどにある場合は、生活の利便性が高い反面、騒音や誘惑が多いです。

    一方でバギオやイロイロシティなど地方都市は治安が良く、勉強に集中できる環境としては比較的良好です。

費用とサポート体制

費用面では学費以外にも隠れたコストがあるため、事前に知っておきましょう。

学費と追加費用

学費には授業料や寮費、食費が含まれることが一般的です。学校によって食事が別オプションだったり、外食が必要だったりします。また、教材費やSSP(特別就学許可証)など現地納入費用は別途必要です。

サポート体制

日本人スタッフが在籍している学校は初心者にとって安心です。特に初めての留学では、留学生活中の相談がすぐにできる人が学校にいることは安心感につながります。

弊社セブイングリッシュも現地におり、留学中のサポートを行なっていますので、さらに安心感のある留学生活を送っていただけます。


学校選びに関するよくある質問

初心者向けの学校は多い?

フィリピンには初心者向けのカリキュラムを提供する学校が豊富です。

特にマンツーマン授業が標準のため、講師陣も初心者に対しての授業に慣れており、教え方も丁寧で上手です。そのため英語が苦手な方でも安心して留学することができます。

詳細は関連記事「初心者向けの学校は多い」をご覧ください。

良い学校と悪い学校はある?

学校の良し悪しは、講師の質やトラブルが起こった際のサポート体制、施設の充実度などで判断されます。

口コミや卒業生のレビューを参考にしつつ、その信ぴょう性についてもエージェントに確認しましょう。

詳しくは「良い学校と悪い学校はある?」で解説しています。

年齢層や時期による学校の違いは?

留学時期や年齢層によって学校の雰囲気が異なります。

特に小規模校ではその差は大きくなりやすいです。 また、親子留学の受け入れが多い学校では、季節による雰囲気や質の変動も大きいです。

たとえば、夏休み期間中は学生や親子が多く、社会人が少ない傾向があり校内は閑散期に比べてにぎやかになります。

関連記事「年齢層や時期による違い」をご覧ください。


まとめ|自分に合った学校選びが留学成功のコツ

フィリピン留学の成功は目的やニーズに合った学校選びにかかっています。

授業内容や施設、費用などを総合的に判断し、自分に最適な学校を見つけることで、理想的な留学生活が実現します。

そのため積極的にエージェントを活用し、どんな細かいことについても相談してみましょう。


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Author: 畠尾 正行

英語力ゼロから2012年にフィリピン留学を経験。その後は学校スタッフを経て留学カウンセラー。第二言語習得論など英語学習について見識を深め学習アドバイスを行なう。