【2026年最新版】PTEとは?IELTS・TOEFLと徹底比較|フィリピン留学で対策するメリットも解説

フィリピン留学でPTE対策

海外留学や移住を検討しているあなたに、「IELTS」や「TOEFL」の陰に隠れながらも、近年急速に注目を集めている英語能力試験をご紹介します。

それがPTE Academic(ピーティーイー アカデミック)です。

受験当日に予約できる柔軟性、AI採点による公平性、そして結果が最短2日で届くスピード。

これらの特長が、忙しい社会人や留学準備中の学生に話題となり、世界中でPTE受験者数は増加の一途をたどっています。

この記事では、PTEの基本情報から試験構成、IELTS・TOEFLとの違い、そしてフィリピン留学でPTE対策を行うメリットまで解説します。


PTE Academicとは?基本情報をおさえよう

PTE Academicは「Pearson Test of English Academic」の略称で、2009年から開始された比較的新しい国際英語能力試験です。

運営母体はロンドンに本部を置く世界最大規模の教育サービス会社「Pearson(ピアソン)」。辞書や教材でおなじみの企業ですね。

PTEが特に強みを発揮するのがオーストラリアとイギリス

イギリス、オーストラリア、ニュージーランドではビザ申請の英語能力試験として認定されており、移住やワーキングホリデーを目指す日本人にとっても重要な選択肢になっています。

PTEの基本情報

項目 内容
運営 Pearson(イギリス)
開始年 2009年
試験時間 約2時間
スコア 各セクション10〜90点(オーバーオールスコアあり)
・スピーキング&ライティング
・リーディング
・リスニング
採点方式 AIによる自動採点
結果発表 最短2日以内(85%以上の受験者)
日本の受験地 東京・大阪(2都市3会場)
受験予約 前日まで可能

PTE試験の構成と出題形式

PTEは4技能(スピーキング&ライティング・リーディング・リスニング)を測定しますが、試験は3つのパートに分かれて実施されます。

パート1:スピーキング&ライティング(約77〜93分)
Read Aloud
Repeat Sentence
Describe Image
Re-tell Lecture
Answer Short Question
などで構成。スピーキングとライティングが同一パートで評価されます。

パート2:リーディング(約32〜41分)
Multiple Choice
Re-order Paragraphs
Fill in the Blanks
など、読解力を多角的に測る問題が出題されます。

パート3:リスニング(約45〜57分)
Summarize Spoken Text
Multiple Choice
Fill in the Blanks
Write from Dictation
など、音声理解とアウトプット能力が問われます。

試験はコンピューターに向かって話しかける形式で、準備ができた人から各自で試験を開始するため、開始時間も終了時間も受験者によって異なります。

そのため、周囲の音が気になることもある環境です。耳栓の利用も可能なので、事前に心構えをしておきましょう。

PTE・IELTS・TOEFL 3大試験徹底比較

「どの試験を受けるべきか?」という疑問に答えるため、3つの試験を客観的に比較します。

比較項目 PTE Academic IELTS TOEFL iBT
採点 AI(完全自動) 人+AI
試験時間 約2時間 約2時間45分 約4時間~
受験予約 前日まで可能 数週間前を推奨 数週間前を推奨
受験料 US$220 25,380円〜27,500円 US$195
受験頻度 年間360日以上 年間48回程度 年間約30〜40回
スピーキング形式 コンピューター 対面(試験官) コンピューター
結果発表 最短2日 通常13日 通常6〜10日
主な利用先 豪・英・NZ留学・移住 世界共通 特に米国留学
対策難易度 比較的しやすい スピーキング対策が必要 リーディングが対策しやすい

どの試験を選ぶべきか?

全体的にPTEの方が対策がしやすくスコアが上がりやすい傾向にあります。

時間がなく早めに留学の準備を進めたい場合には、PTEは非常に有効な選択肢です。ただし、希望する教育機関がPTEを受け入れているかどうかを事前に確認することが必要です。

一方でIELTSは世界的な認知度が最も高く、特にヨーロッパや一部のアジア圏の大学では依然としてIELTSのスコアが求められるケースが多数あります。

目標大学や移住先に応じて選択することが重要です。

留学・移住に必要なPTEスコアの目安

大学のレベルや地域によって求められるスコアは大きく3つのパターンに分かれます。

世界ランキングで300位以上の一般的な大学では、PTEスコアがおおよそ50〜58点が要求されます。

100位前後の上位大学では58〜65点が一般的であり、トップクラスの大学では69〜79点が求められます。

移住に関しては、PTE 50点が一つのベンチマークとなることが一般的です。

目的 目安スコア
中堅大学(世界300位以上) 50〜58点
上位大学(世界100位前後) 58〜65点
トップ大学 69〜79点
オーストラリア・イギリスへの移住申請 50点以上
ワーキングホリデービザ(オーストラリア) 要件に応じて変動

2025〜2026年の重要な変更点|テンプレート使用が禁止に

PTEを受験予定の方が必ず知っておくべき大きな変更があります。

これまで多くの受験生が「Describe Image」や「Re-tell Lecture」のパートでテンプレートを丸暗記して使い回すことでスコアを安定させてきました。

しかし2025年のルール改定によりテンプレートを使った回答が厳格に禁止されました。

AI技術が進化し、機械的に覚えた文章を即座に検出することが可能になったためで、テンプレートに頼った回答をすると即座にスコアが下がるようになりました。

これは受験戦略に大きな影響を与えます。以前の「テンプレート暗記型」の学習では通用しなくなり、本質的な英語運用力を高める対策が必須となっています。

フィリピン留学でPTE対策をするメリット

フィリピン語学留学は、IELTS対策やTOEIC対策で広く知られていますが、PTE対策においても非常に効果的な選択肢です。その理由を整理します。

マンツーマン授業による集中スピーキング強化

フィリピンの語学学校の最大の強みは、マンツーマンの個別授業にあります。

PTEのスピーキングセクション(Read Aloud・Describe Image等)はAI採点のため、正確な発音と流暢さが求められますが、マンツーマン環境では弱点を的確に修正しながら上達できます。

コストパフォーマンスの高い長期滞在

欧米や豪州への語学留学と比較して、フィリピン留学は費用が大幅に抑えられます。3ヶ月以上の集中的な準備期間を、現実的なコストで確保できる点は大きな魅力です。

英語環境への完全没入

PTEのリスニングセクションでは様々なアクセントや話し方が登場します。

PTEのリスニングで使用される音源は、アクセント、つなぎ言葉、訛り、話の速度などにリズムがあり、より日常的な実生活の英語能力を測れるようになっています。フ

ィリピンでの生活そのものが、こうした実践的リスニング力を養うトレーニングになります。

模擬試験・定期評価による進捗管理

フィリピンの多くの語学学校では定期的な模擬試験を実施しており、スコアの伸びや課題を継続的に確認しながら学習を進められます。


PTE対策のおすすめ学習ステップ

PTEで目標スコアを達成するための学習ロードマップを示します。

ステップ1:公式模試で現状把握(1〜2週間)

PTEのホームページから受験準備として2種類の模擬試験を行うことができます。

一つは無料の採点なしの模試で、時間制限もなく自分のペースで進めることができ、出題形式や試験問題の学習に利用できます。

まず公式コンテンツで試験形式に慣れることが重要です。

ステップ2:セクション別対策(3〜8週間)

現状スコアと目標スコアのギャップを分析し、スコアへの影響が大きいセクションから集中的に対策します。

特にSpeaking & Writingセクションはスコアへの寄与が高いため、優先度を上げましょう。

ステップ3:試験形式での反復演習(4〜8週間)

時間を計りながら本番と同条件で演習を繰り返します。

テンプレート禁止の新ルールを念頭に置き、自分の言葉で自然に表現する練習を積み重ねます。

ステップ4:受験と結果分析

受験の予約はオンラインで行います。2週間前には予約しておくことをお勧めします。

スコアは最短2日で確認でき、フィードバックを次の学習に即座に活かせます。


よくある質問(FAQ)

Q. 日本でPTEを受験できる場所はどこですか?

日本では東京2会場、大阪1会場の計3会場で受験可能です。受験日の前日まで予約が可能です。

Q. PTEはIELTSより取りやすいですか?

一概には言えませんが、AI採点のため試験官の主観に左右されない点や、受験機会の多さからスコア管理がしやすい傾向があります。スピーキングが対面形式に比べて緊張しにくいと感じる方にも向いています。

Q. PTEのスコアはどれくらいの期間有効ですか?

一般的にPTEのスコアは発行から2年間有効とされています。ただし、出願先の機関によって有効期限の扱いが異なる場合があるため、必ず事前確認をしてください。

Q. フィリピンでPTEコースのある学校はどこですか?

2026年3月時点ではこちらの学校が対応しています!

『Philinter』(セブ島)

『WALES』(バギオ)


まとめ|PTEは「スピード重視・AI採点」時代の英語資格

PTE Academicは、前日予約が可能な柔軟性、最短2日というスコア発表の速さ、そしてAIによる公平な採点で、忙しい現代人のライフスタイルに最適化された英語能力試験です。

特にオーストラリア・ニュージーランド・イギリスへの留学や移住を目指している方にとっては、IELTSと並ぶ最重要試験として位置づけられています。2025年以降はテンプレート禁止など試験の品質向上も進んでおり、真の英語力が問われる試験として信頼性もさらに高まっています。

フィリピン留学でのPTE対策に興味がある方は、ぜひ一度、専門家へのご相談をご検討ください。目標スコア達成に向けた最適な学校選びと学習プランをご提案します。

Author: 畠尾 正行

英語力ゼロから2012年にフィリピン留学を経験。その後は学校スタッフを経て留学カウンセラー。第二言語習得論など英語学習について見識を深め学習アドバイスを行なう。