フィリピン留学には興味あるけど、共同生活は本当に無理…
なんて方は多いはず。
実際、「できるなら1人部屋が良い」と希望される日本人の留学生が多いです。
結論から申し上げると、1人部屋のデメリットは料金が高い。
フィリピン留学がいかに格安でも、1人部屋を選択すると割高になってしまうのは否めません。
しかし、日本人留学生が特に多いセブ島に比べると、バギオなどのセブ島以外の地域の語学学校では、かなり良心的な価格で1人部屋が運営されているんです。
そこで、今日はセブ島に次ぐ人気のバギオ地域に目を向けた特集をしてみたいと思います。
「どうしても1人部屋じゃなきゃ無理だけど、費用の工面が不安…」
プライバシーを守りながら英語学習と納得のできる留学費用を求めている方はバギオ留学で検討されてはいかがでしょうか?
1. フィリピン留学のお部屋タイプ
目次
フィリピン留学の特徴として、語学学校が(内部・外部)学生寮を完備しています。
学生寮にはさまざまなお部屋タイプが用意され、個室から大人数の6人部屋程度まで学生の希望や予算にそって選ぶことができます。
基本的に、人数が多い部屋ほど寮費が安く設定されます。
それぞれのお部屋にはトイレやシャワー、ベッド、勉強机、クローゼットといった基本的な設備を備えているところがほとんどで、フィリピンだからといって、生活に特別困ることはありません。
2. セブの1人部屋料金
セブイングリッシュで取扱うセブの語学学校4校の個室料金をまとめました。(2019年6月19日時点、一般英語コース)
・Stargate(勉強集中1人部屋)219,800円/(プレミアム1人部屋)244,800円
勉強集中1人部屋は2LDKのLDKを共同使用。バルコニーまであります。
寝室とトイレシャワーはプライベート空間です。
プレミアムは2017年新築のマンションを利用。
広さは40㎡ものスタジオ(ワンルーム)にキッチン完備の豪華さです。
WIFIも、一般的な学校に比べて安定しています。
・3D Academy(内部寮1人部屋)195,000円/(新ビル寮1人部屋)205,000円/(Prestigioホテル1人部屋)220,000円
内部寮、新ビル寮ともに最低限の家具が備え付けられていてシンプルです。
Prestigioホテル1人部屋は豪華。ホテルなので一般宿泊客もいます。
新ビル寮とホテル寮は学校から100mの場所にあり送迎はありません。
・IDEA CEBU(外部ホテル1人部屋)2,280ドル(約250,800円)
外部とはいえ、同じ建物内にあるため通学に時間はかかりません。さすがホテル、設備が豪華です。
・Howdy(1人部屋)2,356ドル(259,160円)/(プレミアム1人部屋) 2,776ドル(約305,360円)
通常の1人部屋はシンプルな作り。
プレミアムはベッドも大きくホテル級の内装。
特筆すべきはやはり1人部屋ともなると、大人数部屋と比べて1.5倍~2倍費用がかかります。
セブ島の語学学校の個室は内装も申し分なく、豪華なホテル暮らしが実現できますが、それだけ値段は上がり、4週間20~35万円が相場です。
3. バギオの1人部屋料金
次にバギオ地域をみてみましょう。バギオ英語学校協会加盟校の個室料金をまとめました。(2019年6月19日時点、一般英語コース)
・MONOL(セミシングル)1,395ドル(約153,450円)/(シングル)1,575ドル(約173,250円)※繁忙期除く
セミシングルは個室であるものの、バストイレは隣室との2名共用となります。
(シャワーとトイレはセパレートなので共用のストレスは最小限)
MONOLが凄いのはこの破格のセミシングルが50部屋もあるということ。
1人部屋をこの数提供できる学校はフィリピンでは少ないです。
シングルは完全個室タイプでダブルサイズベッドの2人部屋を1人部屋として使用。
・TALK(グリーンハウス1人部屋)1,490ドル(約163,900円)/(プレミアム1人部屋)1,590ドル(174,900円)
学校敷地内のグリーンハウスは安価で通学が便利。シャワー、トイレ、リビングは共有スペースです。
学校から車で16分の新築プレミアム寮は送迎付き。シャワー・トイレ・リビングは共有スペースです。
どちらもお部屋数がとても少ないので6ヶ月前の申込必須。
・Baguio JIC(セミシングル)164,000円/(1人部屋)167,000円
セミシングルはシャワー・トイレ・リビングが共有スペースです。
1人部屋は完全個室なのにこの破格。ウォーターサーバーまであります。
・WALES(スタジオタイプ1人部屋)1,850ドル(約203,500円)
同じ建物内のアパートメントを寮に利用している完全個室。
年齢層の高いWALESではこの1人部屋が一番人気です。
バギオ地域の語学学校はセブに多いホテルを借りるのではなく、内部寮やコンドミニアムで1人部屋を提供しており、15~20万円が相場です。
セブでは大人数部屋の値段でも、バギオ留学ならプライベート確保の1人部屋に滞在できちゃいます。
4. 1人部屋のメリット
自主学習に集中できる
誰にも邪魔されずに授業後の自習へ専念できます。
大人数部屋だとルームメイトの話し声や生活音が気になる方は集中が切れてしまうことも。
ルームメイト全員が同じ時間に勉強しているとは限りません。
学校によっては自習室を用意していますが、繁忙期だと空いていなかったり…。
「真面目に勉強したいのに、周りが気になる」ストレスを感じてはせっかくの留学がもったいない。
特に、音読や発音練習を気兼ねなく部屋でしたい方は個室を選びましょう。
他の生徒に気を遣わなくていい
外国人のルームメイトとの生活は新しい発見とともに、戸惑いや困ってしまうこともつきものです。
慣れない海外での生活であればなおさら、自分だけの生活リズムは大事。
好きな時間に起きて、寝ることができ、他人のいびきやコミュニケーションに気を遣わずに済む。
毎日の授業と勉強には良質な睡眠がかかせません。
誘惑がない
勉強したいときに仲のいいルームメイトから突然の誘い、留学あるあるです。
何度も断るのは申し訳ないからと誘惑に流されてしまっては、学習計画に乱れがでてしまいます。
インターネット環境
語学学校のインターネットはWi-Fiルーターが各部屋に備え付けられているスタイルの所が相当数、あります。(廊下等に設置している学校も結構、あります。)
複数人部屋の場合は同時に接続すると、速度は遅くなるのが否めませんが、個室であればルーター使用人数は最小限です。
防犯
自室に出入りする人間は自分だけ。
お部屋内での紛失や盗難トラブルは可能性としては僅かなものの「なくはない」です。
個室であれば部屋そのものを施錠できるから、授業中や外出時も安心。
5. 1人部屋のデメリット
値段が高い
もともと大人数部屋での共同生活が主流のフィリピン留学では、1人部屋はまだまだマイナー。
学校からしても学生数確保のため、1人部屋よりも4人部屋の方が収益としては高い傾向にあります。
学生4人が滞在できる部屋を1人に提供する訳ですから、お値段はおのずと高くなります。
友達がつくりづらい
マンツーマン授業が多いフィリピン留学で1人部屋を選択すると、必然的に部屋ではだれとも話さず、起きてから寝るまでフィリピン人講師としか話さなかったなんて日も…。
外国人の友達が欲しい場合は、積極的に話しかけるか、学校のアクティビティに参加するなどの努力が必要です。
お部屋でも英語を話したい方は間違っても個室を選ばないように。
6. 1人部屋の空き状況
バギオの語学学校は1人部屋をリーズナブルかつ抜群に良い環境で提供しています。
しかし、セブ島同様、お部屋数はどの学校もとても少なく、あっという間に満室に。
半年先まで埋まっている学校も珍しくありません!
10〜12月の閑散期であれば3ヶ月前、1月~/4月~/7月~のピークシーズンなら遅くとも6ヶ月前にはお申込みをしましょう。
まとめ
バギオ留学ではセブ島に比べて30~50%ほど安く1人部屋に滞在できます。
・プライバシー重視
・長期滞在
・大人留学
・シニア留学
学生の年齢層が高いバギオ留学は個室の需要が高く、落ち着いて英語学習をしたい学生が集まる地域です。
どうしても1人部屋が良い方、選択肢を少し広げて、穴場バギオ留学も検討してみてください!
以上、バギオの1人部屋特集でした。