こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。
フィリピンの首都マニラのニノイ・アキノ国際空港は、ターミナル1~4に分かれています。
各ターミナルはかなり離れていて、とても歩いていける距離ではないため、フライトの乗り換えでターミナル移動が入る場合、シャトルバスや公共機関を使って移動しなければいけません。
チケットを購入する場合は、可能な限りターミナル移動が発生しない乗り換え便を手配しましょう。
今回はターミナル4からターミナル1、2、3への移動方法についてまとめてみました。
1. 利用がいまいちなターミナル4
目次
4つあるターミナルの中で、立地も悪く、他ターミナルへの乗り換えも遠くて不便なターミナル4。
極力、ターミナル4の利用は避けて頂いた方が良いと思いますが、その理由はこちら↓↓
1-1. 規模が小さく設備が整っていない
国内線専用のターミナルで、規模が一番小さいターミナルです。
平屋の建物で、中も最低限の設備といった印象。。
こちらは待合室ですが、「Seattle’s Best Coffee」の他にはローカルのコンビニの様なお店が数軒入っているだけで、閑散としています。
フライトの遅延時には22時前後の閉店を見越して飲み物や食べ物の確保をお忘れなく(笑)
他のターミナルだと、フードコート内に色んなレストランやマッサージ店等が深夜も開いていて、待ち時間もさほど苦になりません。
「賢く使いたいマニラ空港の日系トランジットホテルを特集」
「【マニラ空港】ターミナル3にあるセブ島未上陸のレストラン3選」
また、マニラ留学でマニラ中心部のマカティー方面に行く場合、ターミナル4は遠くてアクセスが悪いので、他ターミナル利用時よりも20分くらい移動時間に余裕を持たせるのが無難です。
1-2. ターミナル4使用の航空会社
私はマニラへ旅行や用事があって年に3,4回はマニラに行っています。
※セブ島にはないミュージカル観劇など(笑)その時の記事も良かったらどうぞ↓↓
「セブ島で姉妹揃ってTOEIC900点台獲得!!」
(ちなみに、妹のAYAKOは一足先にTOEIC990点を獲得しました。)
基本的にはフィリピンのLCC、セブパシフィック航空でマニラ中心部へのアクセスも抜群のターミナル2を利用していますが、時々ターミナル4を利用することがあります。
出発日直前のチケットの値段を比べた場合、セブパシフィック航空よりも、Cebugoやエアアジアの方が安いことがあり仕方なく、、という理由です。
ターミナル4離発着の航空会社は下記の通り↓↓
・Cebgo(セブパシフィック系列のプロペラ機)
・Philippines AirAsia(フィリピン国内線)
・AirSWIFT(フィリピン国内就航の小型機)
・Skyjet(フィリピン国内就航の小型機)
AirSWIFTとSkyjetはフィリピンの田舎に飛ぶフライトなので、ここでは留学生が利用する(かもしれない)Cebugoとエアアジアについてまとめます。
Cebugo
Cebugoはセブパシフィック航空のグループでのフライトコードが「DG」で始まるプロペラ仕様の飛行機です。
元々タイガーエア・フィリピンという会社だったのですが、セブパシフィック航空が買収してグループ会社になりました。
セブパシフィック航空で予約をする際に他の時間帯よりも安いフライトがあると思ったら、フライトコードを確認してください。
プロペラ機、ジェット機と比べて、飛行時間も長くかかります、シートも2列くっついたシートでリクライニングができません、おまけにターミナル4・・、できる限り避けたい便です。
エアアジア(フィリピン国内線)
マレーシアの格安航空会社、エアアジア航空。
フィリピン国内線はニノイ・アキノ国際空港ターミナル4を利用しています。
世界各地の就航地が多く、フィリピンから隣国外旅行でエアアジアを利用する機会がある留学生の方もいらっしゃると思います。
ただ、地方からマニラで便を乗り換えて国外に、という場合、ターミナル移動が発生するのでご注意を!
この点、フィリピン航空やセブパシフィック航空は一部の例外を除き、乗り換え便は同じターミナル内で移動が完結するので、おすすめです。
2. ターミナル4からターミナル移動が必要なケース
2-1.【バギオ留学】ターミナル4はピックアップ不対応
ルソン島北部のバギオ留学へは、マニラで学校職員と合流してバギオへ移動するルートを取ります。
ここで注意したいのは、ニノイ・アキノ国際空港のピックアップはターミナル1,2,3のみ!
日本発マニラ行きだと、ターミナル1~3に到着するため問題ありませんが、フィリピン国内移動を挟み、ニノイ・アキノ国際空港ターミナル4利用の方は、自力でターミナル1, 2, or 3へ移動する必要があります。(ターミナル4からはターミナル3が最寄りです。)
バギオ留学のピックアップの詳細はこちら↓↓をご参照頂けます。
【2019年版】BESA(バギオ英語学校協会)の団体送迎サービス
2-2. 国際線へ乗り換え
ターミナル4利用の航空便は国内線就航便なので、国際線への乗り換えは必然的にターミナル移動が発生します。
時間帯によっては空港周辺は渋滞がひどいので、移動時間に十分余裕をもって計画を立てましょう。
3.ターミナル4からターミナル1,2,3への移動方法
移動手段は6通りありますが、おすすめは下記の3ポイントに絞られます。
安全重視・・Grab Car
値段重視・・Loopバス
時間重視・・Grab Car / タクシー
3-1. 配車サービスGrab
スマホやタブレットにアプリをダウンロードして利用できる配車サービスGrab。
出発地、目的地を指定でき、明瞭会計で安心、安全に移動するには一番おすすめです。
ただ、ネット環境がないと利用できないのがマイナスポイントです。
空港の到着エリアから出口はWIFIは弱く、配車アプリが使えない可能性が高いです。
参考料金(Grab Car) ※ラッシュアワーは追加料金が発生します。
ターミナル4→ターミナル3・・100ペソ前後
ターミナル4→ターミナル2・・140ペソ前後
ターミナル4→ターミナル1・・130ペソ前後
3-2. 乗り換え便はTransfer Shuttle Bus
乗り換え便(transfer flight/ connecting flight)の場合、各ターミナルを巡回しているシャトルバスに乗車できます。
到着エリアに乗車申込みデスクがあるので、ここで乗り換え便の旅程表を提示して乗車手続きをお忘れなく。
バス乗り場は出口から道を渡って右側へ2,30メートルほどの場所にあるバス乗り場です。
ただ、スケジュール表はなし、1時間に1本のペースで巡回しているので、時間が読めないのが難です。
乗車料金は無料です。
3-3. Loopバス
車体にLoopと書かれている白いバスも各ターミナルを巡回しているシャトルバスで、20分~30分おきに運行されています。
特に乗車申込みは必要なく、バス乗り場でバスの到着を待ちましょう。
乗車料金は20ペソです。
※数年前までは空港の滑走路脇を走行していたので渋滞とは無縁の移動方法でしたが、2019年8月現在、空港外の一般車道を走行しているので、移動時間は他の移動手段と差はありません。
3-4. UBEバス
車体にUBEのマークが入っている高級仕様のバス、こちらも20分から30分おきに運行されています。
車体が黒いのもあれば、白いのもありますが、どちらも利用方法は同じです。
特に乗車申込みは必要なく、バス乗り場でバスの到着を待ちましょう。
乗車料金は150ペソ、、ラッシュアワーでなければ、Grab Carや、タクシーの方が安いので、おすすめ度としては最下位です。
※他のターミナルではマニラ中心部や大型ショッピングモール行きのUBEバスが運行していますので、行き先を確認してからご乗車下さい。
3-5. イエロータクシー
エアポートタクシーとも呼ばれる車体が黄色塗りのタクシー。
初乗り運賃が70ペソと、ホワイトタクシーの初乗り運賃40ペソに比べ高い値段設定ですが、その分、乗車待ち時間も少なく、急ぎで移動したい時におすすめです。
3-6. ホワイトタクシー
レギュラータクシーとも呼ばれています。
乗り場は到着出口から一番離れています。
初乗り運賃が40ペソとイエロータクシーよりも安いので、フィリピン人の方は長い列を作って順番待ちをしています。
マニラのレギュラータクシーは値段交渉が入る事が多く、ぼったくりに遭う旅行者もいます。
スムーズな移動はイエロータクシーの方が断然おすすめです。
まとめ
極力利用をおすすめしないニノイ・アキノ国際空港のターミナル4。
チケットの安さでターミナル4離発着便を利用する時には、ある程度の不便さを覚悟していきましょう。
バギオ留学の団体ピックアップはターミナル4は不対応ですが、マニラ留学やクラーク留学のピックアップはターミナル4に対応している学校もあります。
心配な方はフライト手配前にご相談ください!