猫の糞から採れる?コーヒーを格安で試せる「Barako Haus(バラコハウス)」

こんにちは。

フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。

以前、書いた「「Bo’s Coffee」でフィリピン産のコーヒーを飲み比べ!」では、フィリピン各地で採れた豆で淹れたコーヒーを味わえるお店を紹介しました。

今回は、幻のコーヒーと言われるシベットコーヒーがお手頃価格で飲めるお店を紹介します!

1.シベットコーヒーって?

シベットコーヒ(Civet Coffee)は、『幻のコーヒー』といわれ、希少性が高く価格も高いことで知られています。

シベット(Civet)とは、英語でジャコウネコのことで、ジャコウネコが食べたコーヒー豆が未消化のまま糞として出てきたものを洗浄乾燥させ、焙煎加工したものがシベットコーヒ(Civet Coffee)です。

アラミド・コーヒー(Alamid coffee)とも呼ばれていますが、シベットコーヒー(Civet Coffee)の方が一般的に使われていると思います。

気になる味ですが、ジャコウネコの腸内で醗酵され、独特の風味とコクが特徴です。

2.シベットコーヒーが飲める「Barako Haus(バラコハウス)」

セブ島で初めて行ったレストランやカフェでまず私が探すのが、その店の新聞掲載記事

フィリピンでは若い層にはソーシャルメディアでの宣伝が主流ですが、インテリ層や中高年には、新聞が情報発信の手段として力があります。

お店の掲載記事は、大抵、額縁に入れて店内に飾ってあり、お店にまつわるトリビア満載なので、見かけたら目を通すようにしています。

「バラコハウス」にも、、あっ、、ありました!(テンション高め 笑)

「Barako, now brewing」というタイトルで、大手新聞サンスターの、2015年5月27日の掲載記事です。

フィリピンの新聞の良い所は、紙面の掲載記事がオンラインでも無料で購読できること!

興味のある方は、読んでみてくださいね。

新聞記事からゲットしたお店のトリビア

フィリピンで採れるコーヒー豆の種「Barako(バラコ)」にちなんだ店名の「バラコハウス」。

「バラコハウス」では、一般的なアラビカ豆に対抗して、バラコ豆のシベットコーヒが、お手頃価格で提供されています。

淹れ方によって値段が違いますが、アメリカーノのシベットコーヒーは1杯240ペソ(約530円)と格安でいただけます。
ちなみに他店では1杯1,500円ちかくするカフェもあるので、フィリピンの競合店と比べてもお値打ちです。

他店と比べてシベットコーヒーの値段が安いので、本当にシベットコーヒーか疑う人もいるそうですが、(私も本当かな??と半信半疑でした)シベットコーヒーも含め、フィリピン産のコーヒーを皆さんにお手頃価格で提供するという「バラコハウス」のオーナーの信念で、この価格設定になっているとのこと、ありがたい話ですね!

「バラコハウス」のコーヒー豆は、Malarayat山、Pulag山、Matutum山で収穫されたものだそう。

なるほど、、バラコ豆・お手頃価格のシベットコーヒーというのがお店のこだわりなんですね!

2-1.「Barako Haus(バラコハウス)」の場所

「バラコハウス」は、セブ市の旧市街地中心部にある、セブ州庁舎(Capitol)と、オスメニアサークルの中間地点にあります。

大通からちょっと入ったところにあるので、地図で確認してから行くようにしてください。

お店自体は、「Mandaue Hotel(マンダウエ・ホテル)」の1階部分にありますが、タクシーで行くときに「Mandaue Hotel(マンダウエ・ホテル)」だけだと通じない可能性が高いので、「Mandaue Hotel at the corner of Don Jose Avila St. and Juana Osmeña St.」と伝えてください。

「SMEAGキャピトル校」「MBA校」「CEGA校」からタクシーで2~3分の距離です。

2-2.「Barako Haus(バラコハウス)」の外観と店内

ホテル1階の「バラコハウス」の入口です。

ちょっと見にくいですが、入口左横の広告で「Civet Coffee(シベットコーヒー)」と、こっそり宣伝しています。

店内の様子。

落ち着いたトーンで、レトロな隠れ家的カフェです。

フィリピン人のお客さん達はリラックスして新聞を読んだりと、常連さんと思われる人たちが多かったです。

樽のデザインがお洒落な注文カウンター。店員さんの接客もすごく丁寧で、アットホームな雰囲気に包まれています。

コーヒー豆も買うことが出来るので、まずは飲んでみて気に入ったら自宅用やお土産用に買うのもありですね!

コーヒー好きな方にはこちらのプロモ↑↑がお勧め!3杯まで100ペソ(約220円)で飲めちゃいます!

店内アートにも注目!いろんな国の画家さんによる、メッセージ性の強いイラストが飾ってあります。

セブ島土産に、ハンドペインティングのTシャツも売ってあります。

1枚700ペソ(約1,600円)です。

3.メニュー

「バラコハウス」のメニューをご紹介します。

コーヒ&フラペチーノ

コーヒは、アラビカ豆、バラコ豆、シベット豆の3種類から選べます。

シェイク

フィリピンの伝統菓子&ケーキ等

パスタ&サンドイッチ

コーヒー豆(豆or粉)

4.シベットコーヒーを試してみました

噂のシベットコーヒーに、人生初挑戦で盛り上がるセブイングリッシュ女子職員達。

今回、一緒にお茶にお誘いしたのは、日本人の編み物の先生です。

味くらべをしようと、アラビカ豆のアメリカーノ1杯75ペソ(約160円)と、アメリカーノのシベットコーヒーは1杯240ペソ(約530円)を注文しました。

まずビックリしたのは、コーヒーがマグカップに並々と注がれている事!

コーヒーカップの3倍くらいの量があるのでは???

黒いマグカップがアラビカ豆コーヒー、白いマグカップがシベットコーヒーです。

アラビカ豆コーヒーは普通に美味しいです。

ちょっと苦みがあるかな、、(コーヒーに詳しくなくて、語彙力不足ですみません。汗)

そしてこちらがシベットコーヒーです。

確かに香りが良い気がします。

味もアラビカ豆コーヒーに比べるとまろやか。

ただちょっと味が薄い様な気もします。。

次回はエスプレッソを挑戦したいなーーー、というのが私たちの感想でした。

正直、期待していたほどの衝撃的な美味しさではなかったのですが、留学生の方にはセブ滞在中の体験として、日本だと1杯何千円もすることがあるというシベットコーヒーを飲んでみても面白いと思います。

まとめ

バラコ豆のシベットコーヒーが、お手頃価格で飲める「バラコハウス」。

人生で一度は飲んでみたい(!?)希少なコーヒーを是非お試しあれ!

「バラコハウス」
【営業時間】7:00〜22:00
【電話番号】(032) 254 4331

Author: 阿部 桂子

セブイングリッシュのお客様&経理担当。2006年からフィリピン在住し、フィリピン大学セブ校マスコミ科を卒業。セブ島現地のことに精通している。