「Bo’s Coffee」でフィリピン産のコーヒーを飲み比べ!

こんにちは。

フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。

ちょっと意外かもしれませんが、フィリピンでもコーヒー豆が採れるんです。

セブ島発祥のコーヒーチェーン店「Bo’s Coffee」

「Bo’s Coffee」の特徴は、フィリピン産のコーヒーが味わえること。

また、フィリピン各地のコーヒー豆やちょっとしたお土産を買えます。

セブ島だけで30超の店舗があり、空港や主要なショッピングモール内にもあるので、気軽に立ち寄れます。

「Bo’s Coffee」でフィリピン産のコーヒーをお試しあれ!

1.セブ島発祥のカフェ『Bo’s Coffee』

「Bo’s Coffee」は、フィリピン各地の高地で手摘されたコーヒー豆を使ったコーヒーが味わえるコーヒーチェーン店です。

セブ島では、外資大手のスターバックスや、ザ・コーヒービーンに負けない人気です。

落ち着いた雰囲気の店内。

照明など、どことなくアジアンテイストで、リラックスできます。

1.1 メニュー

コーヒー以外にも、ケーキや、軽食もあります。

1.2 お土産コーナー

カウンター横にはちょっとした販売コーナーがあります。

粘土の柔らかい色合いが可愛いこちらのコーヒーカップ。

表面が少しザラザラしているんですが、

実はこれ、1991年6月7日に大噴火を起こしたピナトゥボ山の火山灰が使われています。

お値段は560ペソ(約1,200円)です。

また、コーヒー豆を購入することもできます。

エスプレッソやカフェインフリーのコーヒーブレンドもありますが、気になるのがこちら。

「フィリピンコーヒー・オリジン・ビーン」シリーズ

フィリピン国内の5カ所のコーヒー豆を選ぶことができます。

どれも100%アラビカ種ですが、生産地によって採れる品種が違い、味わいもそれぞれ違います。

お値段は375ペソ(約850円)。

笑顔が素敵な店員さんが各コーヒー豆の説明をしてくれました。

さらに、「フェアトレード商品で、売上の一部は農家へ還元されます」とのこと!

豆は一つ一つ、農家の方が手で摘んでいるそうです。

農家の方々にちゃんと賃金が支払われていると知ると、安心して、また感謝の気持ちと共に頂けます。

2.フィリピン5カ所のコーヒー豆

↑こちらは、フィリピンの地図です。

「Bo’s Coffee」では、山岳地帯があるフィリピン北部と南部で収穫されたコーヒー豆が使われています。

オーダーする時、下記を参考にして下さいね!

2-1. フィリピン北部の山岳地帯「サガダ」

【味の特徴】Sweet, nutty, and well-balanced, with hints of chocolate and fresh tobacco.
甘味で豊かな風味のコーヒー(ナッツ、チョコレート、葉巻のような風味)
【豆の種類】ティピカ、レッドブルボン
【高度】1,300-1,400m

2-2. フィリピン北部の山岳地帯「ベンゲット」

【味の特徴】Well-balanced, with herbal notes and a winey taste.
コクと酸味のバランスが良いコーヒー(ハーブ、ワインのような風味)
【豆の種類】ティピカ、レッドブルボン、イエローブルボン
【高度】1,500-1,600m

2-3. ミンダナオ島「キタングラッド山」

【味の特徴】Light and Nutty.
飲み口軽く、ナッツ風味
【豆の種類】カティモール
【高度】1,200m

2-4. フィリピンの最高峰「ミンダナオ島のアポ山」

【味の特徴】Sweet and earthy.
甘味で大地の香り
【豆の種類】カティモール
【高度】1,500m

2-5.ミンダナオ島南部の「マトゥトゥム山」

【味の特徴】Berrylike and spicy, with notes of cardamom and camphor.
べリーとスパイスの効いたコーヒー
クスとカルダモン(熱帯アジア産のショウガ科の植物)の風味
【豆の種類】マイソール
【高度】800-1,000m

3.バリスタのコーヒー抽出実演

この日、私は日本からのお客様の「フィリピンのコーヒー豆を、お土産に買いたい」というリクエストにお応えして、Bo’s Coffeeへ同行していました。

とはいっても、みんな素人。。

5種類あるコーヒーのどれにしようか迷ってしまい、、、

せっかくなら、みんなで「豆を買う前にコーヒーを飲んでみよう!」ということになり全種類オーダーしました。

1杯125ペソ(約280円)です。

すると、「デモンストレーション希望ですか?」と店員さんからのオファーが!

通常、カウンター裏でコーヒーを淹れてくれて、カウンター越しに受け取るのですが、テーブルでコーヒーを淹れてくれることに!!

店員さんの解説付きで1杯、1杯、風味を楽しめるなんて、とっても贅沢!

みんなでコーヒーの味をわいわい評価しながら、楽しいカフェタイムになりました。

その場で淹れてもらえるので、香りも格別です!

(マグカップにたっぷり淹れてもらえる分、味は薄かったので、濃いのが好きな方は、豆を買って自宅で淹れるといいかも!?)

私たちの独断と偏見で、オススメ順は以下の通り。

1位.アポ山(Mt. Apo)
2位.ベンゲット(Benguet)
3位.キタングラッド山(Mt. Kitanglad)
4位.マトゥトゥム山(Mt. Matutum)
5位.サガダ(Sagada)

皆さん機会があったら、試してみてください!

このデモンストレーションは、別料金はかからないので、混んでいない時間帯を狙ってオーダー時にお願してみてください!

ちなみに、写真のBo’s Coffeeは、セブ市内の大型ショッピングセンター、SMセブシティー1階の店舗です。


【営業時間】

日~木 7:30AM – 10:30PM
金、土 7:30AM – 11:30PM

4.まとめ

セブ島発祥のお洒落なカフェ「Bo’s Coffee」。

フィリピン各地のコーヒーが堪能できます。

お気に入りのコーヒーが見つかったら、お土産に買うのも良し!

店内でWIFIがつながるのもポイントが高いです。

留学中にクラスメート数人で行って、コーヒーを目の前で淹れてもらうのも、良い思い出になると思います。

Author: 阿部 桂子

セブイングリッシュのお客様&経理担当。2006年からフィリピン在住し、フィリピン大学セブ校マスコミ科を卒業。セブ島現地のことに精通している。