余計な宿代がかからず長期滞在できる点でも満足しています。

ジプニーから見たCebuの道路
ジプニーから見たCebuの道路
学校の食事
学校の食事
寮の部屋の窓から見た景色
寮の部屋の窓から見た景色
  • 学校:LIFE CEBU
  • コース:TOEIC Speakingコース
  • 寮タイプ:4人部屋
  • 留学時期:2015年4月から8週間

1.学校に対する満足度は100点満点中、何点ですか?
75点
2.授業や先生について印象に残っていることはありますか?
皆いい先生たちでしたが、病気で休む先生が多かったです。(風邪が流行っていた?)また、転職や休職、別の職場へ移ることを考えている先生が多く、今この学校は過渡期にあるのかなあという印象でした。歴史のある学校ということで、以前は質も高く評判も良かったのでしょうが、最近はフィリピン留学の人気が高まるに連れ新興の学校が増え、値段・質的に競争が激しくなっていて、その中で少し衰え気味なのか?というイメージでした。長く勤続している先生で質を保っていますが、特に新しい先生は教え方に疑問が残ることも。LIFE CEBUは大きな学校なので、先生の均一な質を求めるよりは、とにかくいい先生、自分にあった先生を自分から探していく必要があると思いました。逆に、大きな学校であるからこそ自分にあった先生探しができるとも言えます。学費がほかよりもやや安い分、そういう努力が必要かと思います。
3.フィリピン人講師の発音や教え方はいかがでしたか?
発音については、先生が話している時の発音はたまに気になる程度でした。ただ発音を教わる段になると、本当にそれでいいのかと疑わしいこともあり、自分で再度調べたり他の先生にも聞いてみるなどしていました。たくさんの先生がいるので、発音は信頼できる先生を見つけて教わったほうがいいと思います。あるいは、もし発音に重点を置きたいならネイティブの授業をとるほうが確実だと思います。教え方についても同様、スピーキングの教え方が上手な先生、文法の教え方が上手な先生などいろいろいますので、自分にあった先生を見つけるのが肝心だと思います。フリートークはなしで教科書を進めてほしいという生徒もいますし、フリートークが楽しいという生徒もいるので。
4.他生徒(外国人生徒・日本人生徒)との共同生活はどうでしたか?
日本人が8割近くなので、積極的に外国人に絡んでいくことが重要だと思います。日本人と話すときもなるべく英語を使うようにするなど英語を使う機会を増やす努力は必要です。外国人といえども同じアジア人なので、共同生活には支障ありませんでした。寮の部屋では日本人・外国人にかかわらず問題があったら有耶無耶にしないで話して解決したほうがいいです。思わぬところで食い違っていたりするので…。(いつも鍵が開けっ放しになっていると思ったら、ルームメイトの一人がオートロックだと勘違いしていた、など)
5.寮生活(部屋設備、食事、掃除、洗濯)はどうでしたか?
食事は、とても美味しかったです。塩辛いことが多かったですが、それを除けばなんの不自由もありませんでした。掃除は、毎週予定通りに来てくれるので、こちらが予約を忘れなければ問題ありませんでした。ルームメイトはリネンの取り替えに頻度に不満があるようでしたが、私はあまり気になりませんでした。(隔週でベッドシーツと枕カバー取り替え?だった気がします)洗濯は、預けたものがなくなるということはなかったですが、ダメージが結構あるみたいなので、あまり高価な服は出さないほうがいいと思います。(Tシャツと薄い生地のサルエルパンツに穴が開きました)部屋の窓に網戸が入っていないので、夜間窓を開けられず大変暑いです。扇風機やクーラーは部屋によってついていたりついていなかったりするようです。(4人部屋は扇風機あり? 2人部屋はなし?)また、電気代はルームメイトでシェアするので、少人数の部屋のほうが電気代がかさみます。(1ヶ月1万円近くかかっている人もいました。)フィリピンの電気代は決して安くないので、お金をセーブするためには日頃の節電+4人部屋をおすすめします。
6.フィリピン・セブ島に対しての感想は?
思っていたよりもずっと都会でした。セブン・イレブンやミスタードーナッツのような日本のチェーンがこんなに進出しているとは思わず、またアヤラモールやSMモールといった巨大モールも日本より大きいくらいで衝撃を受けました。それくらい発展していますが、ローカルフードやビール、マッサージは安い値段で楽しめますし、タクシーやジプニーがどこにでも走っているので交通の便はいいです。セブにはバスターミナルや港もあるのでちょっと遠出して別の島へ足を伸ばすのも簡単です。フィリピン=途上国というイメージだったので、上に書いたような点ではいい意味で期待を裏切られましたが、同時に、どこも観光開発されていて観光客がたくさんいて混雑しているので、もっとゆっくりのんびり過ごせるかと思いましたがその点は期待はずれでした。(Camotes Islandまで行くと田舎っぽくて良かったです。)
7.フィリピン留学の費用対効果は?
まだ公式のTOEICを受けていないのでなんとも言えませんが、少なくとも学校の模擬試験ではスコアが100点以上上がりました。(入学時:740点→1ヶ月後:895点→2ヶ月後:860点) 毎日やっているのだから当たり前といえば当たり前ですが、私は自主学習が苦手なタイプなので、強制的に勉強せざるを得ない環境に身をおくことは有意義だったと思います。日本で語学学校に通ったことがないのでうまく比較できませんが、食事・ベッド・毎日の授業がこの値段なら十分だと思います。また、週末ごとにフィリピン観光をするのも目的の一つだったので、余計な宿代がかからず長期滞在できる点でも満足しています。ただし、1周間や2週間と言った短期では意味が無いように思います。最低でも1ヶ月は時間をとるべきだと思います。
8.弊社フィリピン留学CEBU Englishの仕事は、どのように感じましたか?
少々行き違いがありましたが誠実な対応をしていただき感謝しています。必要十分なサービスだったと思います。
9.現在、フィリピン留学を検討している方に何かアドバイス等はありますか?
何か目標を持って行ったほうがいいと思います。漠然と「英語がうまくなりたい」「海外旅行で使うから」「ワーキングホリデーで使うから」というよりは、TOEICやOPIcなどの明確なスコアを設定しておくと、自分がどれくらい向上したかわかってモチベーションにもつながると思います。実際、スピーキングは毎日マンツーマンで勉強している限り多かれ少なかれ必ず上達します。ですが、友達の中には「上達したかどうかわからない」という人が多かったです。そのためにも、実際にその試験のスコアが必要でないにしろ、何か指標となるものを伴うことをおすすめします。個人的に面白かったのはIELTSのスピーキングテストで、授業で試しに何度かやらせてもらいましたが、トピックを与えられてそれについて即興でスピーチするというのが、明確にスピーキング能力を測られるので自分がいかに喋れないかわかります(笑)。

弊社担当からさんへ

YOさん、8週間のフィリピン・セブでの留学生活お疲れ様でした。大変ご丁寧にご回答いただき感謝いたします。おっしゃるとおり、セブ留学をフル活用し、学習効果を確かめるには、明確な目標・指標を持つことも大事ですね。週末ごとに綺麗な海や近くの島に気軽に小旅行できるのも、セブ留学の醍醐味かと思います。これからも英語の勉強を頑張ってください!インタビューに応じてくださり、誠にありがとうございました。