良い学校と悪い学校はある?|フィリピン留学で失敗しない学校選び

フィリピン留学に良い学校と悪い学校はある!?

フィリピン留学では学校選びが成功の一つのポイントです。ほとんどの学校はTESDA認定を受けて運営されているため問題は無いのですが、それでも満足度が低い学校も存在します。

本記事では、良い学校の特徴や悪い学校を避けるためのポイント、見分け方を詳しく解説します。

関連記事「初心者向けの学校は多いのか」や「年齢層や時期による違い」も併せてお読みいただき、安心して学校選びを進めてください。

良い学校の特長とは?

質の高い授業と講師陣

良い学校は講師陣の質が高く、授業カリキュラムも洗練されていることが特徴です。

例えば、講師の採用プロセスに様々な基準を設けていたり、校内での講師評価制度が実施されていたり、講師のモチベーションアップとスキルアップの仕組みがあることが挙げられます。

また、授業はしっかりとカリキュラムが組まれており、定期的な進捗確認やフィードバックが行われます。これにより、生徒一人ひとりに適した指導が可能になり、着実に生徒の英語力をつけさせることにつながります。

サポート体制の充実

良い学校では学習面だけでなく生活面でのサポートも手厚いです。

現地に長く在住している日本人スタッフが常駐しているケースが多く、授業についての相談や現地での生活に関するサポート体制があります。

例えば、体調を崩した時の病院への付き添いや、何らかのトラブルが発生した場合の適切な対処法など、迅速に対応してもらえるため、初心者でも安心して留学生活を送ることができます。

施設や学習環境の快適さ

良い学校は、学習環境と生活環境を常に快適な状態になるよう整える努力を行なっています。

特に寮や食堂は清潔さと快適さを保てるようにされており、Wi-Fiやエアコンなどの基本的な設備もしっかり整備されています。

また、南国なので虫が出ることは仕方ないことではありますが、校内の定期的な防虫対策や、個々でできる対策もアドバイスされています。

悪い学校の傾向と避けるべきポイント

教育の質が低い

悪い学校は、講師の質が低いか授業が単調で効果的でないケースがあります。

これは学校の管理体制に原因がある場合が考えられますが、講師自身のモチベーションが低いケースが多いと思っています。

私の経験では、特段悪くない学校であっても、講師が授業中にスマホで誰かとチャットしていたり、テキストを使わずにフリートークで終始したり、マンツーマン授業でそういった講師が担当だったことがあります。

また、夏の繁忙期に授業に慣れていない講師が担当になり、生徒のレベルや要望に合わせた授業が行われず、期待した効果が得られなかったというケースもあります。

学校には数十~数百人の講師が在籍しており、個々の講師のレベルまで細かく情報を集めることは不可能ですが、もしこういったケースがあった場合は講師変更リクエストをして対応しましょう。

サポートが不十分

良くない学校は、日本人スタッフが不在だったり、スタッフがいても半日勤務でサポートが限定的だったり、事務的で頼りにならなかったり、といった内容のフィードバックもあります。

事前にその学校の日本人スタッフの最新の状況について、詳しいエージェントに確認をとるようにしましょう。

施設の状態が悪い

施設が老朽化していたり、清掃が行き届いていない学校も避けるべきです。

食堂やお部屋の清潔感もその学校の性格を把握するポイントになります。 ウェブに上がっている学校の写真は、当然ですが綺麗に映されているケースがほとんどです。

現地に足を運んでいるエージェントに実際のところを尋ねてみるのが一番信憑性の高い情報です。

また、Wi-Fi環境が不安定な点は、フィリピンの脆弱なインフラ環境のため仕方ない面はありますので、この点は良い悪いにあまり関連性はありません。

良い学校と悪い学校の見分け方

卒業生の口コミやレビューをチェック

Googleマップの口コミや、留学エージェントのウェブサイトの留学生体験談の評価を参考にしましょう。

エージェントのウェブサイトに掲載されているのは恣意的に良いものだけが選別されているケースも考えられます。

そのため、Googleマップの口コミの方がポジティブな意見だけでなく、ネガティブな意見も掲載されるため信憑性が高いです。

ただし、学校側も日々サービス向上を行なっているので、1年以上前に悪い評価があったとしても改善されているケースもあります。最新の情報を参考にされるのをおすすめします。

詳しくは頻繁に足を運んでいるエージェントのカウンセラーに相談することが最も信頼性の高い情報になります。

試しにカウンセリングや見学を受ける

学校選びの際には、必ずオンラインカウンセリングを活用しましょう。

自分でもネットを中心に情報を集められますが、リアルな情報は頻繁に訪問しているエージェントしか知り得ないことも多いです。

また、留学前に観光などで現地に行くタイミングがあれば実際に学校見学に行くのも一つの方法です。入学前に直接訪問をすることで、学校の対応や雰囲気を確認できます。

弊社では学校見学の手配も行なっていますので、お気軽にご相談ください。

費用が極端に安い学校には注意

費用が極端に安い学校は、講師の質や施設に問題があるケースもあります。

費用だけでなく、授業内容やサポート体制のバランスを重視して選ぶことが成功のポイントです。

弊社セブイングリッシュでは、フィリピン政府公認のTESDA認定の語学学校の中でも、実際に訪問した結果、安心して留学できると判断した学校を紹介しています。

良い学校の具体例と悪い学校の共通点

良い学校の具体例

EV Academy(セブ)

質の高いマンツーマン授業と綺麗な施設が特徴。スピーキング強化など、目的に沿った英語力を高めることができるコース展開をしています。

日本人スタッフも複数名常駐、サポート体制も整っています。校内は活気があり、学習のモチベーション維持もしやすいです。

EV Academyの詳細はコチラ↓

PINES(バギオ)

スパルタ規則を選択できる柔軟性があります。長年の運営実績が充分、かつ生徒の英語力の伸びとカリキュラムの研究を日々行なってきた独自のシステムを持っています。

集中して学習したい方、確実に英語力を伸ばしたい方に最適です。

PINESの詳細はこちら↓

悪い学校の共通点

  • スタッフや講師の入れ替わりが激しい(定着しない理由がある)
  • 授業を受け持つレベルに達していない講師が担当している(特に急に生徒数が増える学校の繁忙期は注意)
  • 校内のメンテナンスが不十分(特にお部屋と食堂については要確認)

良い学校を選ぶためのコツ

フィリピン専門の留学エージェントを活用する

数ある留学エージェントの中でも、フィリピン専門のエージェントに相談するとより詳しい情報とサポートが受けられます。

フィリピン専門エージェントであれば、カウンセラー自身もフィリピン留学経験者であるケースが多く、実体験をあわせてアドバイスしてくれます。

また、少なからず自分で学校に足を運んでいますので、信頼性の高い情報を提供してもらえるでしょう。

注意点は、そのカウンセラーがどのくらいの期間の留学経験者なのかも大事なポイントです。1-2週間でも留学経験者には変わりませんが、3か月の留学を検討している人へ適切なアドバイスは難しいでしょう

。1-2週間なら旅行と変わらないため持ち物の準備も変わりますし、生活の不便さへの対応も違います。

カウンセラーに相談する際は、現地に長期で滞在した経験のある人へ相談されるとより安心した留学に近づけます。

フィリピン留学経験者に直接聞いてみる

もし周りに実際にフィリピン留学を経験した人、もしくは特定の学校を卒業した人がいる場合は、その方からの意見を参考にするのも良い方法です。

直接聞くことで、公式情報だけでは分からない学校の雰囲気を知ることができます。

注意点は、あまりにも年月が経っている情報は、逆に真実とはかけ離れている情報になり得るため、情報の取捨選択には気をつけましょう。

学校の公式サイトやSNSを確認する

多くの学校は公式サイトやInstagramなどのSNSを持っています。

頻繁に情報発信している学校とそうでない学校もあるので、各種媒体をチェックしましょう。気になる学校がどんな情報を発信しているかをチェックするのも良い方法です。

詳しく情報発信している学校では、一部講師のプロフィールや、学校施設・授業の風景の動画や写真も見ることができますので、雰囲気もつかみやすいでしょう。

チェックするときのポイントとしては、カリキュラムや英語力向上に自信のある学校は、授業の紹介や、生徒さんがどのくらい英語力が向上したかも積極的に発信しています。

自分の留学目的に照らし合わせて、学校の性格も見てみると理想の学校を選べることにつながります。

まとめ|良い学校を見分けて理想の留学を実現しよう

フィリピン留学には、多くの良い学校がある一方で、自分に合わない学校を選んでしまうリスクもあります。

本記事で紹介したポイントを参考に、安心して学べる学校を選びましょう。

関連記事「初心者向けの学校は多いのか」や「年齢層や時期による違い」も併せてチェックし、理想の留学を実現してください。


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Author: 畠尾 正行

英語力ゼロから2012年にフィリピン留学を経験。その後は学校スタッフを経て留学カウンセラー。第二言語習得論など英語学習について見識を深め学習アドバイスを行なう。