フィリピン留学で英語力アップ|短期留学でも伸びる実践的な勉強法とは

フィリピン短期留学でも伸びる実践的勉強法

「フィリピン留学は本当に英語力が上がるの?」

「短期留学でも効果を実感できるのか気になる…」

と思っている方も多いのではないでしょうか。

結論は、フィリピンの短期留学であっても、集中して学習環境を整えれば、英語力を効果的に伸ばす手段として非常に有効です。

この記事では、短期留学でもしっかり成果を感じられる勉強法と、なせフィリピン留学が短期でも英語力をアップさせられるか、について詳しくご紹介します。

フィリピン留学の短期留学とは?基本情報と特長

短期留学の定義とその期間

短期留学とは、一般的に3か月程度の期間の語学留学のことを指すようです。

フィリピン留学においては、1週間から1か月程度(4週間)の留学期間が短期留学のカテゴリーに含まれます。 というのも、フィリピン留学では、1週間のプログラムも充実しており、3か月以上の中長期留学と比べて社会人や高校生、大学生が留学しやすいのが特徴です。

特に、限られた期間で集中的に学べる環境が整っているため、英語力を短期間で伸ばすことを目的とする人に適しています。

フィリピン留学が短期学習に適している理由

マンツーマン授業のメリット

フィリピンの語学学校ではマンツーマン授業が主流です。 欧米圏の語学学校ではグループ授業が中心ですが、フィリピン留学では講師が生徒一人ひとりのレベルに合わせた授業を行います。

また、マンツーマン授業が数コマあることは、各授業で必ず英語を発することになります。必然的に英語に慣れることになり効率的な学習になります。

短期間でも授業数が多く密度の高い学習ができるため、特にスピーキング力やリスニング力が向上させることができます。ただし、頭が慣れるまでは大変です。

実践的な英語環境

フィリピンでは、英語が公用語の一つとして使用されているため、学習した内容を留学中の日常生活の中で実践する機会が多いです。

他国の生徒がいる校内だけでなく、レストランやカフェ、ショッピングモールでも英語を使う機会があるため、英語を使う機会に恵まれ、自然に英語に慣れることができます。

実践を通じて学ぶことで、短期間でも英語力の向上を実感しやすくなります。外で自分の英語が通じる喜びが、英語学習のモチベーションにもなります。

短期でも英語力が伸びる理由とは?

集中的な英語学習環境

フィリピン留学では1日6~8時間の授業が基本となっており、朝から夕方まで英語漬けの環境が整っています。また、自習時間や学校によって英語使ったアクティビティの時間があるなど、短期間でも英語環境に身を置けることが特長です。

現地での英語使用機会の多さ

授業以外の時間も英語を話す機会に恵まれる点もフィリピン留学の魅力の一つです。 留学生が日本人だけの学校を除き、寮では他の留学生と英語で会話をする必要があります。

日常生活でも英語を使うことで、自然と英語脳が鍛えられます。 また、観光地やショッピングなどでも英語を使ってコミュニケーションを取る機会があり、学んだ知識を即実践することで少しずつ学習した英語が定着していきます。

短期間でも効果が出やすい勉強方法

  • 自分が重点を置きたいポイントを明確にする
  • 最低限の礎英単語(特に文法用語)を事前におさえておく

この2点を事前に勉強しておくことで、短期留学で効果を出すために必須です。

とりわけ1週間から4週間程度の短期留学では、学習の質を高めることが重要です。

マンツーマン授業では自分の苦手な部分を重点的に強化できるため、効率的な学習ができます。そのため、留学前に『自分がどういった点を伸ばしたいのか』を明確にしておく必要があります。

明確にするためには、読み書きやディクテーションなど一通りやってみましょう。すると苦手な部分が見えてきます。

また、留学中に授業で講師が説明に使う、最低限の単語は覚えておかなくてはなりません。講師に何を言われているのかわからない、という状況になってしまうと、まず単語を勉強することから始めなければなりません。

文法用語を中心に単語については意味・スペル・リスニングは勉強しておきましょう。これは留学前に準備できることなので、留学中に時間を割くことは避けたいポイントです。

短期留学で効果を最大化する勉強法5ステップ

留学の目標を明確にする

短期留学で成功するためには、明確な目標を持っていることが重要です。

1-2週間の留学で何かが劇的に身につくことはありませんが、

『何のために留学するのか』

という意図を持っている人とそうでない人では得られる効果に雲泥の差が生まれます。

「先生と少しでもスムーズに会話ができるようになりたい」

「受講で習ったことをショッピングやレストランで試してみたい」

といった具体的な目標を決めることで、学習の方向性が定まり、効率的に学ぶことができます。

事前に英語の基礎を学んでおく

短期留学では、事前の準備が成果を大きく左右します。

出発前に基本的な単語や文法を復習しておくことで、現地での学習をスムーズに進めることができます。

特に「動詞」「単数形」「過去形」などの文法用語は音と意味を覚えておかなければ、授業で説明を理解することが難しくなり、余計なところに時間を割くことになります。

また、リスニング力を高めるために、英語のポッドキャストや動画を視聴することや、AIを使って英語を話す練習も効果的です。

現地では英語漬けの環境を作る

留学中は、日本語をなるべく使わず、英語でのコミュニケーションを心がけることが大切です。

これは頭では分かっていても、なかなかできない人も多いです。そのため、

「日本人比率の低い学校を選ぼう」

と考える人は非常に多いのですが、日本人比率が低くても、学校の規模によっては100人近くの日本人生徒がいる環境もあります。

現実的に、留学中によく関わる生徒さんは数名~20名程度なので、日本人比率の高低よりも、「自分がどう過ごしたいか」が英語の伸びに大きな影響を及ぼします。

本当に英語力をつける人は例外なく、日本人が相手でも、学校内やお部屋、街中で積極的に英語を話しています。

また、日記を英語で書く、スマートフォンの言語設定を英語にするなど、英語に囲まれた環境を作る工夫も効果があります。

学んだことをすぐにアウトプット

学んだ知識は、すぐに使うことで定着しやすくなります。 授業で学んだフレーズをその日のうちに使いましょう。

先生やクラスメート、校内の他の生徒との英会話で実践するなど、積極的にアウトプットできる環境は用意されています。

特に、こういったスピーキング練習を日常的に取り入れることで、英語を話すことへの抵抗がなくなります。

帰国後も継続的に学習する習慣を作る

短期留学の成果を持続させ、さらに伸ばすためには、帰国後の学習が欠かせません。留学中に先生から勉強法も教わっておきましょう。

オンライン英会話を活用したり、英語のニュースを聞くことを日常的に取り入れたりすることで、学んだ英語を忘れずに維持することができます。

また、留学中にできた友人と英語で連絡を取り合うのもとても良い方法です。

英文を書く、単語力を増やすなども上記に加えておこなうことで英語の幅が広がっていきます。

短期フィリピン留学の成功事例と実際の効果

実際の成功者の体験談

短期留学経験者の多くが

「英会話にだんだん慣れることができた」

「英語に対する自信がついた」

「コストパフォーマンスが高かったので次は長期で留学したい」

と感じています。

特に、1か月の短期留学でもプレゼンテーション力がアップした(=英語で説明ができるレベル)という事例もあり、短期間でも効果を実感しやすいことがわかります。

フィリピン留学の経験者の体験談は、こちらの『フィリピン留学体験談』一覧から

短期留学でどれくらい英語力が伸びるのか

短期間でも、適切な学習法を実践すれば確実に成果を得ることができます。

詳しくは以下の記事で紹介しているので、併せてチェックしてみてください。

フィリピン留学で英語はどのくらい伸びる?|短期でも効果を実感できる理由

フィリピン留学の効果|英語力アップの実感と短期留学でも得られる成果とは?

短期留学でチェックするべき注意点

留学期間内に祝日休講の有無をチェック

フィリピン留学では月-金の平日がコースの授業があります。土日とフィリピンの祝日には基本的に授業が行なわれません。

祝日によっては特別グループ授業という、任意参加の授業が補講として開講される学校もあります。

1週間~4週間の短期留学では、1日でも授業日が減ってしまうのはもったいないですね。

授業日が減ってしまうのは避けたい方は、1-2週間の留学の方であれば祝日が期間内にあっても授業を行なう学校『EV Academy』や『CELLA』もおすすめです。

実は休校日は学校によって多少の差があります。

検討されている学校の祝日はこちらの『各校の祝日カレンダー』チェックしましょう

まとめ|短期留学のポイントをおさえて効果を最大化しよう

フィリピン留学は最短1週間から留学ができるため、1-4週間といった短期留学をされる方も多いです。

短期でも留学の効果を少しでも高めるため、本記事をご参考に留学準備と勉強法を実践して頂ければと思います。


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Author: 畠尾 正行

英語力ゼロから2012年にフィリピン留学を経験。その後は学校スタッフを経て留学カウンセラー。第二言語習得論など英語学習について見識を深め学習アドバイスを行なう。