こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。
セブ島へ留学予定の方から先生たち用に何かお土産を買っていったほうが良いでしょうか?と相談されることがあります。
留学生自身の荷物準備だけでも大変なので、買っていく必要はないのですが、、、
「チョコレート」は甘いもの大好きなフィリピン人に喜ばれる日本の定番お土産です。
日本メーカーのチョコレートは、パッケージも可愛くて、甘さ控えめで口溶けも良いといった理由でフィリピンでも大変な人気です。
でも、実はフィリピンではカカオが採れて、、、
セブ島で、飲むタイプのネイティブ・チョコレートが楽しめる(飲める)カフェがあるので紹介します!
1.セブ島の街中で見つけたカカオの木
目次
カカオは熱帯気候(赤道周辺)で育つ木なので、日本ではカカオの木を見る機会はなかなかありませんね。
私は小学生の時に、鹿児島の熱帯植物園でカカオの木を見たことがあって、この実からチョコレートができるんだ~、と小学生なりに感動した記憶があります。
フィリピン・セブ島では南国らしく、街中でも椰子の木やバナナ、パパイヤをよく見かけます。
フィリピン人の友人曰く、カカオはセブ島郊外や、田舎の島に行くと庭先や畑で栽培されていて、街中ではちょっとレアな木だそうです。
そんなレア物のカカオの木を発見!
家主さんがガーデニング大好きなお宅のお庭にありました!
完熟すると赤くなるそうなので、この子たちは収穫までは、まだまだ、だそうです。
こちらのお宅を通るたびに、カカオの実の成長を見るのが楽しみな今日この頃です。
2. 伝統的なフィリピンのチョコレートの楽しみ方
フィリピンの昔ながらのチョコレートの味わい方というと、チョコレートドリンクと、チョコレート粥。
早朝4時頃には新鮮な野菜や魚介類を買い求めに来る地元民で賑わうローカルマーケットの脇では、夜明けのまだひんやりとした時間帯に体を温めるチョコレートドリンクと、チョコと相性のいい餅米のお菓子のセットが大人気。
チョコレート粥は、字のごとく、お粥に液状のチョコレートをかけたもので、チャンポラードと呼ばれています。
作り方はシンプルで、カカオをすりつぶしてコイン状に固めた「Tablea(タブレア)」を溶かすのが基本です。
タブレアは、スーパーで売ってあり、お土産に買っていく外国人の姿も見かけます。
(チェコ人の友人は、お土産にと大量購入していました!)
コイン状のタブレアが一般的ですが、これを2,3個をポットに入れ、専用の混ぜる棒を両手の手の平をこすり合わせるようにしてかきまぜながら、お湯やミルクを加え、好みの甘さに調整して作ります。
タブレア専用の棒、お洒落ですね!フィリピンでは、インテリアとして飾る家庭も多いみたいです。
3.タブレア・チョコレートカフェ
チョコレートドリンクは、ローカルの市場やフィリピンの家庭で日常的に飲まれているものですが、留学中に手頃に楽しむことができるカフェがあります。
その名も、「タブレア・チョコレートカフェ」!
フィリピン産のカカオから作られたチョコレートタブレット、「Tablea(タブレア)」のチョコレートドリンクが楽しめます。
3-1. 「タブレア・チョコレートカフェ」の外観と店内
カフェは、日本人経営の人気英語学校「3D ACADEMY校」に併設のJYスクエアモール内にあります。
エントランス横の、自然光が差し込む落ち着いた雰囲気のカフェで、WIFIも使えるので、勉強の合間の息抜きにもぴったりのカフェです。
店内では、タブレアを買う事もできます。
種類がいろいろあるので、笑顔が素敵なこちらの店員さんにお土産の選び方をアドバイスしてもらいました。
パッケージがお洒落なので、お土産にもいいですね!
こちらはコイン状のタブレアで、カカオパウダーに黒砂糖がブレンドされています。
コイン状のタブレアを上手に溶かして飲むには、このポットと、タブレア専用の混ぜ棒もセットでどうぞ、とのことです。
お手軽にチョコレートドリンクを楽しみたい方にはこちら、パウダー状のタブレアがおすすめです。
この中でもお勧めは、まろやかな飲み口の「Sipping Dark Mix」と、黒砂糖がブレンドされた「Traditional Mix」だそうです。
カウンターでは、お試しサイズもあるので、全種類、ちょこっとずつ買うというのもありですね!
3-2.メニュー
ドリンクメニューはこちら。
チョコレートドリンク以外にも、コーヒーや、ティーもあります。
3-3.看板メニューをトライ
看板メニューは、フィリピン・ネイティブチョコが伝統的な方法でサービングされるこちらのセット。
チョコレートドリンクと、もち米と、マンゴーという、面白い組み合わせです。
チョコレートドリンクは、ノンシュガーの「Black Choclolate Latte」、黒砂糖入り「Traditional」、チリのスパイスが効いた「Mexican Spice」、まろやかな飲み口の「Sipping Dark Mix」の4種類から選ぶことができます。
私は、店員さんおすすめの「Sipping Dark Mix」を試してみることに!
完熟マンゴーが美味しそうです!
カフェをよく利用している日本人の友人お勧め、ピーナッツバターのチョコレート掛けもオーダーしちゃいました。
チョコレートは、もち米と一緒に頂くのがフィリピン流とのことなので、さっそくトライ。
もち米はココナッツミルクで炊いているそうで、ほのかな甘みがあります。
“Dark”というネーミングから予想はしていましたが、チョコが、こ、、濃い!!
かなり濃厚です、自宅で作るとしたら、ミルクで倍量に薄めちゃうかもですが、125ペソ(約260円)でこんなにリッチなチョコが楽しめるのは、なんとも贅沢な話です(笑)
4.パークレーンホテルのアフタヌーンティー
フィリピンのチョコレートだけじゃなくて、フィリピンの伝統菓子を一気に楽しめるのが、セブ市内のパークレーンホテル1Fのカフェのアフタヌーンティー。
午後2時から6時まで、チョコレートドリンクだけでなく、フィリピンのお菓子のビュッフェが225ペソ(約490円)とお手頃価格で楽しめます。
場所は、大型ショッピングモール「AYALAセンター」から徒歩数分の距離なので、買い物の後の休憩に利用するのもいいかもしれませんね!
まとめ
フィリピンのネイティブチョコレート、「Tablea(タブレア)」。
健康食としてお土産にも人気です。
スーパーで売ってるタブレアの原料は、100%カカオが多く、日本のチョコレートのイメージで食べると、砂糖や甘味料が加えられていないので、かなり苦く感じます。
飲みやすさや、作る手軽さでは、「タブレア・チョコレートカフェ」のタブレアがお勧めです。