マクタン島にある韓国資本の人気校「Philinter」を視察

こんにちは。

フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュ学校視察担当のEmma(エマ)です。

今回、私はマクタン・セブ国際空港があるマクタン島の老舗校Philinter(フィリンター)の視察に行ってきました。

1.学校について

エントランスホール

Philinter(フィリンター)は2003年に創立された韓国資本の学校で、セブ島有数の老舗校です。

日本でも徐々にフィリピン留学の人気が高まり、セブ地域にも2013年頃から日本人経営の学校が増えてきているんですが、その前までは日本では、そこまでメジャーな留学先ではありませんでした。

ただ、もっと前からフィリピン留学が人気だったのが韓国で、Philinterはその中でも開校したのが古くて、日本人経営の学校が増え始めるよりも10年くらい前から運営している人気学校です。

Philinterはリゾートホテルが多く立ち並ぶマクタン島のラプラプシティにあります。

マクタン・セブ国際空港と学校間は車で10分ほどの距離にあり、上記右側の写真、学校前の大きな通りを道なりに進めば空港に到着します。

フライトスケジュールが遅くてセブに到着するのが真夜中だとしても、学校まではあっという間に着くので寮で休む時間もしっかり確保できそうです。

なお、Philinterからセブ市内までは曜日、時間帯によって込み具合が異なりますが、大体30~45分前後はかかります。

大きな道を少し奥に入っていったところに学校があり、学校まで続く道の途中でランドリーショップを発見しました。

後ほど学校のランドリーサービスについて紹介しますが、学校目の前にあるこのランドリーショップも使い勝手が良さそうです。

大きな正門を潜るとすぐ右手側にガードマンの姿が見えます。

学生が外出するときは必ずここで記録ノートに外出記録を記入しなけれがいけません。

学校正面に続く道

この道を進むと学校の正面が見えてきますが、Philinterはビルやコンドミニアムに入っているタイプの学校ではなく、学校の敷地内に校舎と学生寮が建てられています。

その為、Philinterの敷地内には生徒以外の他の住民などはいません。

学校正面の入り口

こちらが学校正面の入り口で、建物は青と白のコントラストが印象的です。

エントランス

窓が大きいのでエントランスには日の光が差し込んでいました。

今回私は日本人マネージャの三浦さん(写真右側)に学校を案内していただきました。

エントランスにて

三浦さんは今のお仕事に就く前、3か月間フィリピン留学を行い、カナダで1年間ワーホリをされていたそうです。

ワーホリ終了後にPhilinterでインターンを始めてそこから日本人マネージャになりました。

私も学生インターンを終えたらワーホリでカナダに行く予定なので、ワーホリに関する話を少し伺いましたが色々教えていただきました。

日本人マネージャーは三浦さんの他に男性の方が1名いらっしゃいます。

もう一人の男性マネージャーはオーストラリアへのワーホリ経験があるということなので、ワーホリに興味がある方、これからワーホリに行くという方はお話を聞けるチャンスがあるかもしれません。

なお、視察日時点で、Philinterには日本人マネージャーの他に、ロシア、タイ、中国、韓国、ベトナム、台湾と計7か国のマネージャーと、中国人とベトナム人の2名のインターン生が在籍していました。

2.Philinterのおすすめポイント

2-1.キャンパス内は国際色豊か!
2-2.留学初心者も安心の学生サービス
2-3.授業量の確保
2-4.豊富なコース

2-1.キャンパス内は国際色豊か!

近年では英語学習のためにフィリピンを訪れる日本人留学生は増加しています。

英語の勉強だけではなく、外国人との交流も目的でやってくる留学生の方もいらっしゃいますが、中には自分の想像以上に学校内に日本人が多くて、授業以外で英語をしゃべる機会がなかなか作れないと感じる方もいるかと思います。

Philinterではクォーターシステムと呼ばれる国籍比率管理システムを取り入れて、各国の生徒数を管理しています。

割合は、主に日本人が35~40%でメインとなるものの、韓国人が20%、その他の国籍が40%と決められていて、生徒の国籍比率を細かく管理することで校内は常に多国籍の生徒がいる環境となり、英語でのコミュニケーションをより活発に、豊かにすることが可能です。

その他の国籍の生徒には中国人、タイ、ベトナム、台湾人が多く、時期によってはロシア、アルゼンチン、カザフスタン、スペイン、ポーランドから留学生が来ることもあるそうです。

ヨーロッパから来られる生徒さんの主な留学理由は、バカンス目的の方が多いようですが、中にはもっと英語の勉強をしたいけど、ヨーロッパ圏内の学校だと自分と同じ人種が多いために、あえてアジア・セブを選んで留学される方もいるそうです。

また、決められた一定の国籍比率を超える場合は、たとえ寮に空きがあったとしても入学をお断りしているとのことですが、こうしてPhilinterでは国籍比率の管理が行われています。

2-2.留学初心者も安心の学生サービス

PhilinterではBuddy teacher system(バディティーチャーシステム)と呼ばれる担任制度を導入しています。

この制度は、学生1人につきフィリピン人講師が1人担任として付き添い、学生の留学サポートを行うものになっています。

留学生の中には、見ず知らずの土地で暮らしていくことに不安を覚える方もきっといることと思いますが、バディティーチャーシステムでは、勉強のことからフィリピンでの生活のことなど、担任となるフィリピン人講師によってあらゆるケアが行われるので、生徒さんは安心して生活を送ることができます。

こちらは校舎内にあるFaculty loungeです。

主にフィリピン人講師の作業場として使用されており、講師が常駐しています。

このラウンジでは、生徒と先生がクラス変更やテスト、生活環境など様々な話し合いや相談が行われているそうです。

卒業する頃には、バディティーチャーと仲良くなって別れを惜しむ生徒さんもいらっしゃるようですが、このシステムは生徒のケアが行われるだけではなく、講師と仲良くなるきっかけにもなりますよね。

また、留学生がそれぞれの学習目的を果たすことができるように、コンサルテーションが定期的に実施されます。

入学初日、レベルチェックテストの他に初期コンサルテーションが行われ、学習の経路設定が組み立てられます。

入学から2週間ごとに再コンサルテーションが実施され、クラスの適合度合や学習の進捗状況の確認、必要に応じて学習方法の提案などを受けることが可能です。

英語を母国語としない我々がどのようにしたら効率よく英語を学習できるのか、長年の運営実績があり英語学習のノウハウを熟知しているPhilinterだからこそ提供できる学生サービスかもしれません。

テストスケジュールとテスト結果

この他、定期テストと月末レベルテストが実施されていて、留学生の英語力の向上を図ります。

月末レベルテストでは、レベルアップした生徒の名前が校舎内のインフォメーションボードに貼りだされるので、生徒の学習モチベーションの維持にも繋がるのではないでしょうか。

2-3.授業量の確保

選択されるコースによって異なりますが、1日に最大10コマの授業が受講可能です。

1コマにつき授業時間が45分で、1限目は8時~8時45分の時間帯で行われます。

授業間の休憩時間は5分のみなので、留学生によっては1日のスケジュールがかなりタイトになるかもしれません。

なお、全てのコースにおいてランチ前の5限目とディナー前の10限目のみ40分授業となっています。

17時でレギュラー授業は終了となりますが、Philinterでは夕食後の18時30分~19時30分の時間帯で、Evening classというグループクラスが開講されるようになりました。

Evening classについて

Evening classとは、Pronunciation、Vocabulary、Listening、Speaking、Reading、授業で習ったことを、アクティビティーを通してアウトプットし、定着を図る授業になります。

内容としてはグラマーを使ったクイズなどが行われるのだとか。

授業は2週間1サイクルで行われ、料金は3000ペソ(6400円程度)ですが、1~3週間で留学をされる方は、1500ペソ(3200円程度)で1週間のみEveningn classが受講できます。

レベルに合わせて授業が行われるので、「授業に付いていけるか不安」という方でも安心して受講できるのではないでしょうか。

また、土曜日には10時半~12時半の時間帯でグループクラスが開講されます。

短期留学でみっちり学習したい方、レギュラークラスで学んだことを確実に定着させたいという方には特にオススメしたい授業です。

2-4.豊富なコース

コース

授業コースは大きく分けてESLコース、試験対策コース、ビジネスコースの3コースです。

ESLコース

スモールグループクラスの様子

ESLコースにはESL General、ESL Intensive、IPS、ACE、ESL juniorがございます。

ESL General、ESL Intensiveがベーシックなコースとなりますが、昨年より「英語を学習したことがない」「英語レベルが全くない」という留学生に向けられて、新しくスターターパックというものが導入されるようになりました。

スターターパックは4週間以上の留学生が対象で、基本的なフレーズ、シチュエーションごとの会話を、2週間かけてマンツーマンコースの中で学習します。

ESL General

ESL Generalの授業編成はマンツーマン4コマ、スモールグループクラス2コマ、ビックグループクラス2コマで、リスニング、スピーキング、ライティング、グラマー、ボキャブラリーの基本的な英語能力の均一的な発展を目指すコースです。

ESL Intensive

ESL Generalにマンツーマンクラスを1コマ増やしたコースがこのESL Intensiveです。

短期間でよりしっかりと学習したい方向けのコースになります。

IPS

IPSの授業編成はマンツーマン5コマ、スモールグループクラス2コマ、ビックグループクラス2コマで、スピーキングに特化したコースとなります。

スピーキングをベースに授業が行われるため、ライティングの授業はありません。

基本が出来ている方、ワーホリを控えている方にオススメのコースで、1週間からお申し込みができます。

ACE

こちらは1週間~3週間の短期留学生専用のコースです。

ACEの授業編成はマンツーマン6コマ、スモールグループクラス3コマ、ビックグループクラス1コマで、1日に10コマの授業が行われます。

スピーキングアクティビティを通じたコミュニケーションに重点を置くコースで、特に台湾人に人気だそうです。

ESL junior

授業編成はマンツーマン4コマ、スモールグループクラス3コマの計7コマとなっています。

ESL juniorは基本的には7歳~15歳の英語学習を始めたばかりの学生が対象となりますが、日本人だと5歳からでも受け入れが可能だそうです。

スモールグループクラス

試験対策コース

IELTSのグループクラス

PhilinterではTOEICとIELTSの試験対策を行っており、コースはTOEIC Foundation、TOEIC Full-time、IELTS Foundation、IELTS Full-timeがございます。

Foundationは初めて試験を受ける方に向けて作られたベーシックなコースで、Full-timeはテストを受けたことがあり、既に点数を持っている方が対象です。

また、TOEIC Full-time、IELTS Full-timeともに12週間で目標点数の獲得を保証する、点数保証コースがございます。

点数保証コースとは、12週間の留学期間中にTOEIC、IELTSそれぞれ目標点数に届かなかった場合に、授業料免除で目標スコアに届くまで受講期間を延ばすことが可能なコースになります。

そのため、留学期間が12週間の方が対象で、入学日は月に1回と決まっています。

また、受講を希望される方は、目標スコア別に最低限のスコアが必要であること、スコアをお持ちではない方は入学時のレベルテストで受講条件を満たす実力を証明する必要があること、など受講条件もあります。

TOEIC点数保証コース

TOEICではTOEIC600保証コース、TOEIC700保証コース、TOEIC800保証コースが用意されており、受講するにあたって最低限のスコアが以下になります。

○TOEIC600保証コース・・・TOEIC400以上またはIELTS3.0以上

○TOEIC700保証コース・・・TOEIC500以上またはIELTS4.0以上

○TOEIC800保証コース・・・TOEIC650以上またはIELTS5.0以上

IELTS点数保証コース

IELTSで用意されているコースはIELTS5.5保証コース、IELTS6.0保証コース、IELTS6.5保証コースとなり、受講する際の最低限スコアは以下の通りです。

○IELTS5.5保証コース・・・IELTS3.5以上またはTOEIC540以上

○IELTS6.0保証コース・・・IELTS5.0以上またはTOEIC750以上

○IELTS6.5保証コース・・・IELTS6.0以上

ただし、点数保証コースが適用されるのは授業の出席率が96%以上であり、警告を1度も与えられていない生徒のみと厳しい条件付きです。

免除されるのは授業料のみなので寮費、電気代、ビザ代金などの諸費用は自己負担となります。

ビジネスコース

ビジネスコースのレベルは、Basic、Advanced、Premierの3段階に分けられています。

Basicは英語の基礎があり、今後ビジネス英語を使う可能性がある方にオススメで、丁寧な話し方や言い回しを学習します。

Advancedはプレゼンの練習や電話対応、会議と交渉など、よりビジネスシーンにフォーカスした内容の授業が行われます。

Premierは主に管理職の方などが対象で、ビジネス英語の応用編を学習します。

3.学校生活について

3-1.周辺環境
3-2.学校内施設
3-3.学生寮について
3-4.食事について
3-5.学校イベント

3-1.周辺環境

まず、学校の門を出て隣にはスパが、そして目の前の大きな通りを渡った向かいには『萬里(BNARI)』という日本食レストランがあります。

学校近隣にスパや日本食が食べられるお店があるのは魅力的です。

また、スパとは反対方面に向かって少し歩くと、パン屋さんのローカルチェーン店『gulie’s』があります。

個人的に好きなパン屋さんで、値段もパン1つ10ペソ(日本円で21円~22円程度)前後と日本では考えられないほど安いです。

味もしっかりしているので、沢山買って1食分の食事にするにも良し、お菓子代わりにするにも良し。

また、パン以外にもピーナッツバターやカップ麺、カップケーキなんかも売っていました。

学校付近の路上でバナナキューとココナッツジュースを売っている屋台を見つけました。

バナナキューはバナナを二度揚げして砂糖をふんだんにまぶしたフィリピンの庶民派おやつで、路上を歩けば色々なところでバナナキューが売られているのを見かけます。

販売している女性に話を聞いたところ、ほぼ毎日この場所でバナナキューを売っているそうです。

バナナキューもココナッツジュースも1つ10ペソ(日本円で21円~22円程度)と、これまた安く買うことができますし、甘くて美味しいので、セブに来た際はぜひ食べていただきたいです。

学校から10分ほど歩いたところにはガイサノマクタンアイランドモールという、マクタン島の中でも大きめのモールがあります。

Jollibee、greenwich、chowkingなどフィリピンの代表的な飲食チェーン店が入ってるほか、スーパーや小さな電化製品店、サロン、薬局があるので、日用品は全てここで揃えられそうです。

上記の写真に写っているPenshoppeという服屋さんですが、セブ発祥のファッションブランドで、今では国内だけではなく、アジアなどにも展開している若い世代に人気のお店です。

セブ市内でも滅多に見かけないミスタードーナツを発見。

私は基本的に甘いおやつが大好きですが、特にセブに来てからは何よりもドーナツを食べている気がします。

購入してみましたが、日本の味とは別物と考えたほうがよさそうです。

でも値段も安く、甘すぎなくて美味しかったです。

ガイサノモールの少し先にあるマクドナルド

ガイサノモールを出て少し歩いたところにはマクドナルドもあります。

写真にはありませんが、学校から空港方面に車で7分、徒歩で30分行くと昨年オープンしたばかりのアイランドセントラルモールという小さめの商業施設があり、ダイソーやカフェが入っています。

マクタンリゾートへも車で20分ほどで行けます。

セブ市内からは離れているのものの、ショッピングだけではなく海にも行きやすくアクセスがいいので、十分にセブを堪能できるのではないでしょうか。

3-2.学校内施設

Philinterの校舎は2階建てになっています。

エントランスホール

まずはエントランスホールから見ていきましょう。

毎週金曜日に、エントランスホールにて卒業式が行われます。

エントランスホールの横にはインフォメーションボードがあり、卒業式に関することやワーニング(警告)、テストスケジュールやマンスリースケジュールが目に見える形で細かく張り出されていました。

マンツーマン教室

次にマンツーマン教室です。

今回10月下旬にPhilinterを訪問させていただいた為、教室が完全にハロウィン仕様となっておりますが、ご了承ください。

ハロウィンの様子も一緒に楽しんでいただけると幸いです。

これらの装飾は、全て先生が行っているそうです。

クオリティの高さにびっくりしたのと、セクションに入るだけで楽しい気分になれました。

マンツーマン教室はA~Gの7セクションに分けられており、セクションごとに授業科目も異なります。

A:リーディング、B:グラマー、C,D,G:リスニング・スピーキングで、それぞれの科目に特化した先生が各科目教えています。

教室内はこんな感じで、全て扉が閉まる完全個室タイプの教室です。

上の写真がE,Fのセクションとなっており、こちらはジュニア専用のマンツーマン教室です。

ジュニアに関しては生徒1人につき1つ教室を割り当てて、授業時間になると先生が教室までやってくるというシステムになっています。

グループクラス教室

こちらはグループクラスで使われている教室です。

シアタールームは主にBUSINESSコースのプレゼンテーションで使用されるそうです。

訪問した時も台湾人の生徒さんがプレゼンの練習をしていました。

自習室

一度校舎から出て、右に少し進んだところに自習室の入り口があります。

自習室は朝6時~夜の1時まで利用することができます。

デスクトップ型のパソコンも設置されており、自由に使用できるとのことです。

また、自習室にはWiFiが通っているので、携帯やノートパソコンを持参して調べながら勉強することも可能です。

売店・その他

売店も自習室同様で、いったん校舎を出て、左側に少し歩いたところにありました。

セブのコンビニではあまり見かけない種類のアイスがいくつか売られていました。

1年を通して気温が高いセブですから、アイスを食べて頭も体もクールダウンできそうです。

アイスだけではなくPhilinterの売店ではシェイクも販売していたので、三浦さんのオススメ、パインマンゴーをいただきました。

甘すぎないのが丁度よくて、私がPhilinterの学生だったら週に2,3回のペースで購入していることと思います。

ただ、フルーツの在庫数によって利用できないこともあるそうなので、ご了承ください。

喫煙スペース

なお、喫煙スペースは校舎の外にあります。

3-3.学生寮について

寮は内部寮と外部寮からお選びいただきます。

内部寮は各部屋でWi-Fiが利用可能ですが、外部寮はWi-Fiが通っていません。

希望者は学校オフィスでポケットWi-Fiをレンタルすることができますが、レンタル費用、チャージ費用は自己負担です。

内部寮

内部寮の外観

学校の敷地内に内部寮があり、校舎とは隣接しているので徒歩1分程度で行き来できます。

敷地内に広がる大きなプール

内部寮の目の前には大きなプールがあり、平日は18時30分~21時、土曜日は13時~21時、日曜日は8時~21時まで利用可能です。

校門だけではなく内部寮の入り口にもガードマンさんがいらっしゃいました。

内部寮も校舎と同じで、フロントには大きなステンレスガラスの窓があるので、日中は日の光が差し込んで電気がなくても十分明るかったです。

なお、ウォーターサーバーが各フロアの廊下に設置されていました。

内部寮のお部屋タイプは1人部屋、2人部屋、3人部屋の3種類になります。

1人部屋

クローゼットのハンガーは卒業生の方々が置いていったものになるので、部屋によっては個数にばらつきがあると思われます。

2人部屋

3人部屋

3人部屋ベッド

2人部屋と3人部屋はベッドと机の台数が増えるだけで、部屋の広さ、その他家具やバスルームに関しては1人部屋と同様の形になっているので、1人部屋の写真をご参考ください。

3人部屋はおそらくスーツケースを横にして置いておけるスペースはなさそうなのと、動線もかなり狭いので少し窮屈に感じてしまうかもしれません。

2人部屋までだと荷物を広げられて窮屈さを感じることもなさそうなので、特に長期で留学を検討される方には1人部屋か2人部屋をオススメいたします。

なお、冷蔵庫はレンタルでの貸し出しとなります。

ランドリーは週に2回無料でついています。

また、只今リノベーション工事を行っている最中で、これから随時壁紙や家具類が変わっていくそうです。

できれば来年中には完成させたいとおっしゃっていたので、今後お部屋の内装が上記の写真と異なることがあるかもしれませんが、ご了承ください。

外部寮

外部寮の外観

学校から車で5~10分程の場所にある、Azon Residencesという分譲マンション兼ホテルの2階から6階のお部屋を外部寮として提供しています。

バンで学校と寮を行き来します

外部寮と学校間は朝と夕方に1回ずつ無料の送迎サービスがあるので、外部寮を選択される方はそちらを利用していただけます。

ここのレジデンス、空港から近いこともあり、コックピットクルーやキャビンクルーも一時的な滞在で利用することがあるそうです。

建物内のデザインもシンプルで、とても落ち着きのある雰囲気でした。

外部寮のお部屋タイプは1人部屋と2人部屋の2種類になりますが、今回1人部屋を見せていただいたのでそちらをご紹介いたしますが、2人部屋のお部屋も広さや基本的な家具類は1人部屋とは変わりません。

お部屋によって家具の色合いなどは変わってきますが、アジアンテイストな雰囲気のお部屋で、とても居心地よさそうでした。

ただし、外部寮にはウォーターサーバ、定期的な清掃とシーツ交換、ランドリーサービスはございません。

フィリピンの水道水は飲水には向いていないので、必ず各自で購入していただく必要があります。

清掃に関しては、ちょっとした清掃はPhilinterのスタッフが無料で行うとのことですが、チェックイン時の状態まで綺麗に清掃する際は有料になります。

シーツ交換も有料です。

なお、内部寮は週に1~2回清掃、週に1回シーツ交換がそれぞれ無料で行われます。

外部寮のレジデンスにはジムやプールの設備も充実いていました。

プールは外部から見られることがないので、人目を気にせずスイスイ泳げそうです。

このレジデンスの屋上には、ランチタイムとディナータイムで営業をしている『Scape Skydeck(スケープスカイデッキ)』というレストランが入っています。

実はこのレストラン、セブでも有数の夜景が一望できるレストランで、インターネットで「セブ 夜景 レストラン」や「セブ レストラン おすすめ」なんかで調べたら結構ヒットします。

今回は日中の時間帯に伺いましたが、この日は天気が良かったこともあり本当に眺めが素晴らしかったです。

個人的に一度夜景を眺めながら食事をしてみたいです…。

アペタイザー(前菜)
ピザ
ドリンク

一部ではありますが、メニューはこちらです。

前菜は大体300ペソ(日本円で640円程度)、ピザは400ペソ(日本円で850円程度)前後と、お値段はフィリピンのローカルレストランに比べると少し高めに設定されていて、日本のレストランとさほど変わりがない気がします。

一般の方も利用できるレストランで、週末のディナータイムは特に混雑が予想されるとのことでした。

3-4.食事について

食事のスケジュール

上記の写真にも掲載がありますが、平日3食(朝、昼、夜)、土日祝日2食(ブランチ、夕食)と、食事の提供がございます。

ダイニングエリア

ダイニングは学校の売店に隣接されていて、結構広く感じます。

ただ、ランチが始まると一気に人が集まって配膳スペースには列ができていました。

通常140人~150人生徒さんが在籍してるとのことなので、混雑するのも納得です。

朝と昼はメインディッシュが決められていて、それを各自で盛り付けていき、夕食のみビュッフェ形式で提供しています。

今回私がいただいたランチがこちらです。

サムギョプサル

本日の食事はサムギョプサル。

中央にあるご飯の右隣に添えられている甘辛のタレがとても美味しくて、ご飯ともお肉とも相性が抜群でした。

お肉も程よい柔らかさで、思っていたよりも全然食べやすくとても美味しかったですし、何といってもサムギョプサルですから、ご飯と食べても良し、葉物野菜と食べても良し、一度で二度もおいしくいただけました。

韓国資本の学校というだけあって、キムチが常備されているので、食事に一味刺激を付け加えたいという方にはもってこいの一品です。

また、私はニンニクが大好きなので沢山取って沢山いただきました。

が、食後のことはご想像にお任せいたします…。

その他、こういった食事が提供されています。

写真にはありませんが、朝食はコーンフレークや牛乳など、一日のスタートにもってこいの食事が提供されるそうです。

お米に関しては、今回私がいただいた食事内容のように穀物の入ったご飯が出る日もあれば、白米が出る日もあるようです。

3-5.学校イベント

今年9月に行われた校内イベントの様子

Philinterでは月末の金曜日13時~17時の時間帯で、English dayと呼ばれる校内イベントが開催されます。

主にセクションごとに先生方が分かれて、細かい企画を行うそうです。

上の写真は今年の9月に開催されたイベント『Got Talent』の様子になります。

Got Talentとは、イギリスやアメリカの人気番組で、観客の前で歌や踊り、芸を披露をして優勝者を決める公開オーディションです。

イベントではそのテレビ番組を真似て、先生方と生徒さんで歌や踊りを披露されたそうです。

その他にも毎週水曜日17時からはズンバ、月に1,2回ほどボランティアが行われるので、学校イベントを通して勉強の息抜きや他生徒さんや先生方との交流を深めることができるのではないでしょうか。

ちなみに、ズンバとはダンスエクササイズの一種です。

フィリピンではこのズンバが大流行しており、セブ市内ではちょっとした広場やモールの一角で、よく大人数でズンバをしている光景が見受けられます。

4.留学費用について

今回はPhilinterの訪問記を書かせていただきました。

日本人だけではなく、多国籍の生徒が集まる空間で英語を学習できるというのは、とても刺激的ではないでしょうか。

こちらよりPhilinter 留学費用をご確認ください。

Author: 工藤 緋奈乃

元学生インターンでセブイングリッシュの学校視察担当。大学を卒業後、すぐにセブにやってきました。その後、ワーホリでカナダへ!