こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュ学校視察担当のCaryn(キャリン)です。
今回は、最近セブイングリッシュからご案内できるようになったEV Academy(以下EV)の視察に行ってきました。
1.学校について
目次
EVは2004年から運営されているセブ島の語学学校の中でも古くからある学校です。
当時はまだ語学学校もそんなに多くなかった時代ですが、その時代からスパルタ規則を導入し、勉強にフォーカスできる体制をとってきました。
そして、2017年に新キャンパスに移転して、新しいEV Academyとして動き出しました。
資本は、めずらしくフランスと韓国。
フランス人と韓国人の校長夫婦がこだわって作った綺麗な建物は勉強に集中できる環境です。
旧キャンパス時代から韓国人に人気のある学校で、その他、日本人、台湾人、中国人、ベトナム人、モンゴル人なども留学しています。
新キャンパスに移った当初は日本人の生徒さんの割合は5~15%でしたが、この建物のクオリティと学校としての実績が豊富で安心感があるため、今年になってじわじわ人気が出てきています。
2018年3月上旬の国籍比率は、韓国40%、日本30%、台湾15%、中国10%、その他サウジアラビア、ベトナム、トルコ、タイといった感じです。
時期によってはロシア人留学生もいて、雰囲気はその時々で変わるそうです。
ちょうど大学生の春休みにかかり、日本人生徒さんの割合も増えてきたとはいえ、多国籍の生徒さんがいるので、学校生活の中でも英語を使用する機会が多いのがこの学校の良さの1つです。
今回わたしは韓国人マネージャーさんに学校を案内してもらいました。
韓国人マネージャーさんは日本に留学していたこともあり、日本語を流暢に話します。(日本人かと思いました笑)
現在は、韓国より日本の生徒さんへの担当をメインにしていて、留学したら必ずお世話になるでしょう。
その他にも、日本人の学生アシスタントスタッフも在籍していて、フランス韓国資本でありながら、日本人へのケアも行き届いているような印象を持ちました。
2.EV Academyのおすすめポイント
2-1.キレイな校舎
2-2.親子留学可、豊富なコース
2-3.選べるスパルタ規則
2-4.運動施設の充実
2-5.学校レベルを超えたカフェ
2-1.キレイな校舎
キレイな学校を選びたい人に一押し。
フランス人の校長先生がこだわって作り上げたこの学校は、フィリピンセブにいることを忘れてしまいそうなくらいおしゃれに仕上がっています。
ガーデンやセキュリティーハウスはまだ完全系ではありませんが、時間をかけてデザインしていくそうです。
それにしてもすっきり晴れた日のグリーンは輝いて見えて癒される。
日中は、電気をつけなくても明るくて、やさしい日の光がエントランスを照らします。
オフィスは窓口式になっていて、例えると市役所のようにそれぞれ担当部署を設けています。
外には禁煙所が。
この並びにはシアタールームもあるのです!
上映情報はエントランスの掲示板で確認ができます。
毎週土曜日の14-16時に上映しています。
英語サウンドに英語字幕をつけて、週末も英語を楽しみましょう。
また週末に勉強したくなったら自習室も使えますよ。
写真の自習室はセミスパルタの生徒さん用。
スパルタ規則の生徒さんは別の自習室がありますよ。
ちなみに先生たちは、マニラにあるTESOLの機関を利用し、英語を教えるためのセミナーを2日間受講するようで、その証明書を持っているとのことです。
2-2.親子留学可、豊富なコース
EVには、一般英語、TOEIC、TOEFL、IELTS、ビジネス英語、親子留学のコースがあります。
一般英語コースは4種類
以下にある、小グループでは生徒さん6人までのクラスで、英文法や、プレゼンテーションのクラスです。
大グループは、生徒さん8人までのクラスで、スピーキング、英語のニュース、ブログなどから学ぶグループクラスです。
ESL Classicコース
マンツーマン授業4コマ、小グループ授業2コマ、大グループ授業2コマ
スピーキング、リーディング、リスニング、ライティングをメインに学習します。
Power Speakingコース
マンツーマン授業6コマ、小グループ授業1コマ、大グループ授業1コマ
流暢な会話、会話、読解力&語彙、効果的なコミュニケーション、リーディング力を養います。
MTM Extendedコース
マンツーマン授業6コマ、小グループ授業1コマ、大グループ授業1コマ
スピーキング、リーディング、リスニング、ライティングを中心に勉強するのはESL Classicコースと同じですが、それよりマンツーマンクラスが2コマ多いのがこのコースです。
All MTMコース
マンツーマン授業8コマ
すべてマンツーマンの授業です。
スピーキング、リーディング、リスニング、ライティングをもとに、読解力&語彙、英文法もマルチに学習できます。
Intensive ESLコース(スパルタ規則)
マンツーマン授業4コマ、小グループ授業2コマ、大グループ授業2コマ、義務自習2時限、単語テスト
ベーシックな一般英語のなESL Classicコースとの違いは、スパルタ規則かどうか、義務自習の有無、単語テストの有無です。
一般英語、月~木は外出ができないスパルタ規則で、自由よりも勉強を優先させたい方にはこのコースが良いでしょう。
TOEICコース
マンツーマン授業4コマ、小グループ授業2コマ、大グループ授業2コマ
このコースのマンツーマンの授業ではTOEICリーディング&単語、リスニング、スピーキングを学び、小グループで英文法、TOEICリーディングの対策、大グループではTOEICリーディング、TOEICビジネス英語を学ぶことができます。
ただし、入学時のレベルテストまたは今持っているTOEICのスコアが400点未満の方は、小・大グループ授業は一般英語コースと同じ内容になります。
TOEICはまず基礎英語を固めてから対策すると、うまく点数が伸びていくと思います。
TOEFLコース
マンツーマン授業4コマ、小グループ授業2コマ、大グループ授業2コマ
これから試験対策をしていく方にもおすすめできます。
マンツーマン授業ではTOEFLリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングを学習し、小グループでは英文法、プレゼンテーション、大グループではリスニング、コミュニケーションについて習得します。
IELTSコース
IELTSをまだ受験したことがない人向けの初心者向けIELTSコースと、IELTS4.0以上の方を対象としたIELTSコースがあります。
どちらのコースでも、マンツーマン授業ではIELTSライティング、文法、スピーキング、リーディング、リスニング&単語を磨いていきます。
(IELTSの点数保証コースもありますが、また別の項目でご紹介します。)
IELTS初心者コース
マンツーマン授業4コマ、小グループ授業2コマ、大グループ授業2コマ
小グループは生徒さん6人までのクラスで文法、プレゼンテーションを、また大グループは生徒さん8人までのクラスで、スピーキング、CNN、I Blogについで学びます。
IELTSコース
マンツーマン授業4コマ、小グループ授業2コマ、大グループ授業2コマ
小グループで勉強するのは、IELTS応用ライティング、リーディングで、大グループはIELTS応用リスニング、スピーキングです。
IELTS点数保証コース(スパルタ規則)
12週間で目標点数の獲得を保証するコースです。
目標点数に届かなかった場合、4週間の授業料を免除して受講期間の延長が可能なコースです。(規定あり)
ちなみに延長になったとしても寮費・電気代・ビザ代金等の諸費用は自分で用意する必要はあります。
IELTS5.5保証コース:IELTS 4.0以上の方
IELTS6.0保証コース:IELTS 5.0以上の方
IELTS6.5保証コース:IELTS 6.0以上の方
スパルタ規則採用のため、月~木は外出禁止。
ちなみに写真のIELTS試験会場は、スパルタ規則専用の生徒さんの自習室にもなっています。
普段から勉強している部屋が試験会場になるのは受験者の強い味方です。
この期間は目標達成に向けてなんとか乗り越えましょう!
ビジネス英語コース
マンツーマン授業4コマ、小グループ授業2コマ、大グループ授業2コマ
マンツーマンではビジネス単語、ライティング、コミュニケーション、交渉について、小グループでは文法、プレゼンテーション、大グループではビジネス英語、コミュニケーションをメインに習得していきます。
親子留学コース
7歳以上を対象に、お子様にはジュニアコース、保護者の方には保護者コースが用意されています。
EVでは、お子様単独での留学はできませんが、保護者の方と一緒ならOK。
保護者の方、は保護者コースまたは一般英語コースを受講するようになります。
ジュニアコース
マンツーマン6コマ、グループなし、義務自習2コマ
リスニング、リーディング、文法、ライティング、スピーキングを習います。
義務自習の時間は1コマでライティング、もう1コマで単語テストをします。
保護者コース
マンツーマン6コマ、グループ2コマ、義務自習なし
マンツーマンの時間は、一般英会話、会話&熟語、単語、文法、ライティングを学びます。
2-3.選べるスパルタ規則
EVはスパルタ校です。
ただ、厳しめのスパルタ規則と、もう少し自由度のあるセミスパルタ規則があり、ほとんどの生徒さんが後者を選んでいる様子。(選ぶコースによる。)
スパルタ規則
IELTS点数保証コースとIntensive ESLコースの生徒には、月~木は外出禁止で、義務自習時間があり、単語テストが毎朝行われます。
月~木は外出禁止
金17:00~24:00で外出可
土5:00~24:00,日5:00~22:00
セミスパルタ規則
旧キャンパス時代は、韓国留学生にフォーカスした厳しめのスパルタ規則だったEVも、日本やその他各国からの留学生を受け入れるようになってからは、学生が留学生活を無理なく送れるように、少し緩和されたセミスパルタ制度を導入しました。
この制度が程よくて、セミスパルタでありながら毎日学校の外に出られる、それでいて勉強もしっかりできるというのが、今では日本人だけでなく韓国人の生徒さんにも好評のようです。
月~木は17:00~22:00外出可能
金17:00~24:00外出可
土5:00~24:00,日5:00~22:00
2-4.運動施設の充実
スパルタ校というと、学校の外に出られないなどの規則が定番です。
EVの場合、セミスパルタ規則を選んでおけば外出できるのでいいのですが、IELTS点数保証コースとIntensive ESLコースの生徒さんはスパルタ規則が適応されます。
月~木は外出禁止、そうなると勉強漬け?と想像しがちですが、もちろん息抜きだって大切です。
EVは施設が充実していて、外に出なくても素敵な娯楽施設がありますよ!
ジム
器具も全部新しくて、ちゃんと稼動していますよ。
卓球・ビリヤード
普段あまりトライする機会がないからこそ、かじってみたいゲームです。
スタジオ
ここでは水曜日の18-19時に無料のヨガに参加できます。
火曜日と木曜日は18-19時にズンバのアクティビティがあり、運動不足は解消できますよ!
プール
どこのお高級ホテルに迷い込んだか、と勘違いしてしまうほど美しい。
旧キャンパスは学校の正面にプールがあったので、外部の人から見られるということで、今回は学校の裏手側に配置しました。
これでプライバシーの確保もでき、よりくつろげるようになりました。
夜になると、Fantastic!な景色がみられるとのこと!
2-5.学校レベルを超えたカフェ
プールサイドを通り抜けると扉が。
さっそくそこに踏み入れてみると、、
そこには、学校が運営しているカフェと思えない本格的な造りのカフェが。
黒を基調にした壁とインテリア、そこに色鮮やかな画と、やさしい木の温もりを感じるテーブル。
緑に囲まれたテラス席でのんびりするのもいいですね。
スタイリッシュで居心地のいいこの空間も、フランス人校長先生のこだわった場所だそう。
壁にかかっている画は、校長先生の奥様によって1つ1つ描きあげられたそうです。
クオリティが高すぎて、売り物かと思いました(笑)
わたしは某有名コーヒーショップSのジャバチップフラペチーノがすきなのですが、オーダーしたJava Chip Frappeはそれを超えるくらい美味でした。
こんな雰囲気のなかで生活できる生徒の皆さんが羨ましいくらいです。
3.学校生活について
3-1.周辺環境
3-2.学生寮について
3-3.食事について
3-4.学校イベント
3-1.周辺環境
学校はバニラッドと呼ばれる北部学園エリアに位置しています。
この近くには、先日わたしが訪問した語学学校UVーESLやTARGETも割と近くにあります。
さて学校を左に出て少し歩いたところでタクシーに乗り、写真を撮ってみました。
学校のすぐ近くに大きいお店はないものの、タクシーに乗れば10分前後で、ガイサノカントリーモールやバニラッドタウンセンターというショッピングセンターがあります。
その付近には、日本食材の町屋マートや、日本食店もぼちぼちあります。
もう少しタクシーに乗れば、大型ショッピングモール(アヤラモール、SMモール)にも出られますよ。
3-2.学生寮について
いろいろなところにこだわりのインテリアがあります。
わたしが学校視察をしてきたなかで、かなりグッと来た学生寮がこちら。
2人部屋
泣く子も黙る、ホテルライクのお部屋。
星空カーテン!
もはやセブのホテルのレベルさえも超えた、デザイナーズ学生寮。
日本人は寝るときにオレンジの常夜灯をつけて寝る方が多いと思いますが、海外あるあるなのがONかOFFの2択しかないこと。
でもきっとこの部屋は、星空カーテンから少し夜灯りが入るんだろうな~と想像。
まさに室内プラネタリウム!
科学的にも証明されているそうですが、寝るときは真っ暗よりもほんの少しだけ灯りがある方が疲れが取れるみたいですよ。
天井も高めで、いつも住んでる自分の部屋とは違う開放感が心を癒してくれます。
むしろ日本より快適な生活がセブにありますよ。
シングルベッドはもちろん、4人部屋のベッドは、横並びではなく寝るときにはプライベートな空間を保てるため、人気があるそうです。
ドライヤーは備え付け。
ユヨンさんは日本に住んでいたことがあって、日本人の使いやすいように、トイレットペーパーの流せるトイレの採用、シャワーカーテンの設置、シャワーとトイレの間の段差を提案されたそうです。
日本人が快適に住める環境は、他の国の生徒さんも満足できるからです。
3-3.食事について
ごはんは365日毎食提供があります。
授業が終わると、ここに列ができます。
今日はヌードルで、あったかいスープを注いでくれました。
日本でいうところのそうめんに、にんじん、たまご、韓国のりがはいったコリアンヌードル。
さわやかなあじわいのスープに、辛い物が好きなわたしはキムチをON。
美味でした~!
韓国の資本が入っている為、たま~に辛い食事も出るようです。
セミスパルタの生徒さんは平日夜も外出できるので、どうしても辛い物の気分でないときに辛いものが出た時は、外に出てレストランで気分転換もできるようです。
セミスパルタになって食事面のストレスを解放でき、体調管理もしやすくなったのだとか。
ユヨンさんのイチオシはフライドチキン。
フィリピン人に愛されるジョリビーのフライドチキンより、うんとおいしいそうですよ!
滝の音がごはんタイムを心地よくしてくれます(^^)
ちなみにWiFiは、1人3ギガ/週のパスワードが与えられ、このプールサイド、食堂とカフェとラウンジで接続ができます。
寮のお部屋は、残念ながらWiFiは入りません。
お部屋でもネットにつなぎたい方は、500ペソ(1100円くらい)/週でポケットWiFiのレンタルができます。
3-4.学校イベント
スタッフ同行で、離島に遊びに行くアイランドホッピングを行っています。
ボランティア活動は、長くお付き合いのあるCCというボランティア団体からチラシをもらい、希望者のみ参加するチャンスがあります。
あとは学校内で行われるズンバ、ヨガに参加できますよ。
4.留学費用について
今回はEV Academyをご紹介させていただきました。
こんなに素敵な環境で、ほどよくスパルタ規則で勉強できるEV校、とても魅力的ですよね。
スパルタ規則の方や親子留学の方でも、学校内の娯楽施設も充実していて生活しやすいと思います。
こちらよりEV Academy 留学費用をご確認ください。