こんにちは。
フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。
4/22に発生したフィリピンの地震は日本のニュースでも取り上げられていて、これからフィリピン留学へ渡航する予定の方や、これからフィリピン留学を考えている方は、留学先の地震の影響が気になると思います。
今回の地震についてセブイングリッシュのオフィスの所在地セブ島セブ市から、フィリピン現地の様子をお伝え致します。
1.4/22発生の地震の概要
目次
地震の情報に関して、「日刊まにら新聞」の記事で下記の説明がありました。
※モデルは新しいセブイングリッシュのカウンセラーの畠尾です。
「4月22日午後5時11分ごろ、ルソン島北西部サンバレス州サンマルセリノ町を震源とするマグニチュード(M)6.3(米地質研究所)の地震があった。
震源の深さは12キロで、フィリピンの震度階で最大震度5(日本の震度4ほどに相当)を観測した。」-『日刊まにら新聞』2019年4月23日日刊「M6.3地震で8人死亡」
震源はルソン島のサンバレス州ですが、フィリピン各地の英語留学先では下記の揺れを計測しています。
クラーク・・震度5(フィリピンの震度階なので、日本の震度4に相当)
バギオ・・震度4(フィリピンの震度階なので、日本の震度3に相当)
イロイロ・・揺れなし
バコロド・・揺れなし
セブ島・・揺れなし
日本の場合でもそうですが、震源地からの距離で揺れの強さが変わります。
セブ島は震源地サンバレス州から約640km(東京から広島くらいの距離)離れています。
地震が発生した時間帯にセブ市内のオフィスにいましたが全く揺れを感じませんでした。
今回、揺れを感じたクラークとバギオの現地の様子について、学校職員からの報告が届いています。
2.震源地に一番近い留学先、クラークからの報告
今回の地震の震源地から一番近い英語留学地のクラークですが、現場の様子はどうなのでしょうか。
『CIP校』からの報告はこちら↓↓
「4/22午後5頃に発生した地震はマグニチュード6.1です。
地震発生地はクラークではございませんので、誤った情報をお持ちの方はご注意くださいませ。
現地では強い揺れを感じましたが、棚の物が少しだけ落ちるなどしましたが、建物などに被害はありませんでした。
停電が数時間続きましたが、昨晩には復旧しました。
日本人のほとんどの学生様は落ち着いていらっしゃいました。
学校周りの地域にも特に被害が確認されておりませんが、クラーク空港は24時間閉鎖となっております。
本日も通常授業を行なっておりますので、普段の日常というような感じです。
地震対策の報告
1. 地震発生直後にスタッフ総出で学生寮各部屋へ急行し、避難場所へ誘導いたしました。全学生の安全を確認し、外出禁止措置をとりました。
2. 地震の状況を確認し、建物に被害がないかの確認しました。
3. 学生様には先にディナーを取っていただき、カフェテリアに備えている自家発電で電気をつけ、場所を開放いたしました。
4. 電気が戻るまでの間、約30分刻みで校内の安全確認をスタッフと協力して見回りを行いました。
5. 電気普及後、LINEグループにて安全情報の共有を行いました。
テレビなどのニュースは地震発生地や特に被害の大きな映像が発信されておりますが、こちらの地域では大きな被害は出ておりませんので、ご安心くださいませ。」とのことです。
3.フィリピンのルソン島北部のバギオからの報告
セブイングリッシュでは「バギオ」の語学学校もご案内しています。
バギオの「『BECI校』」からの報告はこちら↓↓
「今回の地震ですが、かなり規模が大きかったようで、日本のメディアにも取り上げられていると存じております。
本校は、震源地よりかなり離れているということもあり、多少の揺れは確認できましたが、被害等は発生することもなく、本日も生徒のみなさまは勉学に励まれております。
また、本日はバギオ市全体で計画停電が起きておりますが、自家発電による電気も稼働しているため授業の支障はないかと存じます。
なお、計画停電に関する本校生徒様へのご案内は昨日のうちにいたしております。
現在ご留学中の生徒様の親御様や、これからご留学予定の生徒様は、特に懸念されていらっしゃるかと存じますが、ご安心いただけますと幸いでございます。
なお、今週末の空港ピックアップですが、通常通り対応する予定でございます。
マニラから本校までの道のりにて、地震の影響により高速道路が一部閉鎖する可能性があるとも伺っており、到着時間が予定よりも1時間程度要してしまう予想もされておりますが、確実にピックアップさせていただく所存でございます。」とのことです。
バギオへの留学をご検討の皆様もどうぞご安心ください。
4.4/23ビサヤ地方東サマール州が震源地の地震
4/22に続いて、4/23にビサヤ地方東サマール州を震源とする地震が発生しました。
日本の震度4に相当する地震で、セブ島でも震度1ほどの揺れを体感しました。
セブイングリッシュの職員はオフィスにいましたが、コップの水が揺れているのが分かる程度の揺れで、外にいて歩いていた人は揺れに全く気付かなかったくらいのものでした。
画像は地震発生時のオフィスの様子です、先程登場した畠尾氏はお茶休憩と余裕ですね、「揺れてますね、、」という会話をしていたと思います。
地震慣れしていないフィリピン人はちょっとの揺れでもパニックになると言われますが、右手前のジェームズ氏も全く揺れを意に介していない様子です。
セブ島では今回の地震で何も被害はありませんのでご安心ください。
5.留学前にできる緊急時対策
フィリピンでは年間通して地震や台風などの自然災害が起こる危険性がありますので、危機意識を持つことが大事です。
またインフラが完全には整備されておらず、家屋の浸水や道路の冠水も頻繁に起こっています。
これらの緊急事態発生時に冷静に対応ができるよう、事前に備えておきましょう!
5-1.家族や知人に予め連絡先を伝えておく
緊急事態発生時に速やかに情報伝達ができるよう、滞在する語学学校名や住所、連絡がとれる電話番号やメールアドレス等を家族や身近な知人、友人へ必ず伝えておきましょう。
5-2.余裕を持った渡航計画を立てる
大規模災害が発生した場合、フィリピン国内の交通機関の麻痺、航空機の運航停止などが発生する可能性もあり、帰国の予定を延期せざるを得ないという状況も想定されます。
5-3.緊急時に使用可能な資金を準備しておく
緊急時には金融機関の営業停止により、現金の調達が困難になる場合があります。
フィリピン留学は他国に比べて費用を安く抑えられるというメリットがありますが、緊急時に使用可能な資金も準備しておくことが望ましいです。
また、国際キャッシュカードのキャッシングだけに頼らず、ある程度の現金も準備しておくようにしておきましょう。
5-4. 「たびレジ」に登録しよう
「「たびレジ」」
は、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる「海外安全情報配信サービス」で無料で利用できます。
登録をすることで、出発前から旅先の安全情報の入手や、留学中も最新情報を受信できます。
また、現地での緊急時に外務省からの迅速な支援が受けられます。
6.留学中に地震が発生した場合
留学中に地震など自然災害が発生した場合、学校職員の指示に従い速やかに安全を確保するようにして下さい。
弊社セブイングリッシュは学校と連携しながらご留学生をサポート致します。
またご入寮時にお受け取りいただける弊社の粗品セットで「留学ハンドブック」と「セブ島留学 安全対策マニュアル」を配布していますので、ご到着後に目を通すようにして下さい。
※セブ島エリアのご留学生限定
「セブ島留学 安全対策マニュアル」では下記のお役立ち情報を掲載してます。
・災害発生時の行動
・学校内で大地震に遭った場合
・外出時に大地震に遭った場合
また、セブ島の地図も付属しています。
電波やバッテリー切れで現在地が分からなくなった場合でも、地図を持っていれば近くのフィリピン人に聞いて場所を確認することができます。
「留学ハンドブック」はカバンに入れて携帯しやすいサイズなので、外出時に持って行くようにして下さい。
まとめ
日本でも報道されたフィリピンのルソン島北中部の地震。
4/26現在クラーク国際空港も運航を再開しています。
フィリピン各地の英語留学先への影響もなく、学校では通常通り授業が行われていますのでご安心ください。
留学前、留学中には万一に備えて、できる限りの対策をしましょう。