【前編】セブ島のホテルに持ち込みが制限されている危険な食べもの2つ

こんにちは。

フィリピン留学エージェント、セブイングリッシュのケイコです。

「臭いは地獄、味は天国」と形容されるドリアン。

その強烈な臭いから、セブ島のホテルでは、生のドリアンの持ち込みを禁止しているところが多いです。

そしてドリアンだけと思いきや、、、もう一つ、フィリピン人が大好きなセブの臭い特産品で、ホテル内への持ち込み禁止な食べものがあるんです。

フィリピン留学後の延泊などでホテルを利用される方は、トラブルにならないように気をつけましょう!

ホテル内持ち込み禁止の表示

セブ島のホテルで持ち込み禁止な食べ物は2つ、ドリアンドライフィッシュ(魚の干物)

ドリアンはフィリピンだけでなく、東南アジア諸国が産地なので、ホテルへ持ち込み禁止というのは割と知られていますが、ドライフィッシュの持ち込み禁止の表示は、名産地のセブ島ならでは。

フィリピン人にとっては、この2つをホテルに持ち込まない、というのは暗黙の了解、というか、常識に近い感覚なので、ホテル側も「わざわざ言わなくてもまさか持ってこないよね?」というスタンスですが、外国人の多く泊るホテルの入り口には写真付きで「ホテル内持ち込み禁止」と表示していることがあります。

写真はセブ市内の「RED PLANETホテル」の入り口にある表示です。

もしも、持ち込み禁止と知らずにドリアンやドライフィッシュを買ってきてしまった場合、入り口のガードマンへ預けることになるそうですが、ドリアンは生ものなので、預ける=没収に近いです。

そうなっては元も子もないので、持ち込みはあきらめましょう。

ここで、ドリアンと、ドライフィッシュについてよく知らない方のために、両者のプロフィールをご紹介します!

その1 果物の王様 ドリアン

南国特有のフルーツ、ドリアン。

その高い栄養価から、「フルーツの王様」と称されています。

ドリアンの季節(9月から12月ごろ)になると、ドリアンの産地、フィリピン・ミンダナオ島からセブ島に沢山のドリアンが入荷しますが、

スーパーに入った瞬間、姿形は見えなくても、「あ、ドリアンがあるな!」と分かるほど、独特な臭いがスーパー中に漂い、強烈な存在感を放ちます。

ドリアンの味に関しては、好き嫌いがはっきりと分かれます。

反応が両極端で面白いので、語学学校の先生にもドリアンが好きか嫌いか、聞いてみてください。

そして、臭いは、思わず鼻をつまみたくなる、もわ~っとした臭いです。

臭いが部屋の外に漏れたら大変。

他の宿泊客から苦情がくること必至なので、持ち込みは禁止です。

生のドリアンはダメでも、加工されたドリアンなら持って帰っても大丈夫です。

写真は、セブシティのアヤラショッピングセンター内のルスタンススーパーで見つけたドリアンアイスクリーム。

294ペソ(約580円)とフィリピンにしてはとても高価ですが、試してみる価値ありです。

(ホテルまで10分以内の距離だったら溶けないかな。。)

他にも、ドリアンキャンディー、ドリアンケーキ、ドリアンシェイクなど、バラエティー豊富です。

挑戦したい方は、自己責任でドリアンスイーツを試してみてください。笑

その2 セブ島の珍味 ドライフィッシュ

読んで字のごとく、魚の干物です。

セブ島が名産地でダウンタウンエリアにある市場では、いろんな魚、イカやエビの干物が山積みになって売られています。

スーパーで売っている分にはパック詰めされているので臭いの強烈さは分かりにくいですが、市場にいくと大変。

服もカバンも髪の毛もドライフィッシュの臭いが1日中染みついてしまうほどのパワフルな臭いです。

ホテル持ち込み禁止になっているのもうなずけます。

セブ島では、このドライフィッシュの一大産地としてのプライドがあり、レストランのロゴ等に、よく登場しています。

たとえば、、セブ島や、近隣の主要都市にチェーン展開している、大人気のフィリピン料理レストランの「Chikaan sa Cebu チカアン」のロゴに注目↓↓

さらに、こちらはスターバックスのセブ島ご当地マグカップ。

最近、新しいデザインに変わりました。

マグカップは2種類ありますが、どちらにも描かれているほど、ドライフィッシュはセブ島の「顔」なんです。

ちょっと拡大してみました。

もう1種類のマグカップのデザインです。

現地の人に絶大な人気を誇る理由は、朝食に食べる1品としてフィリピンの食卓に欠かせないもの、だからだそうです。

外国人にはちょっと、、というあたりが、日本の納豆そっくりです。

フライパンで軽く焼いて、色んなスパイスをブレンドした酢&醤油をつけて食べます。

見た目は日本でもある、魚の一夜干しそっくりですが、ものすごく塩辛いのが特徴で、

日本人にとって美味しいかと言うと、、残念ながら、なかなか理解しがたい味です。

「セブ島通のお土産」として、ドライフィッシュをプレゼントする際には、絶対に密封包装されたものを選んでくださいね!

でも、日本の方には、スターバックスのご当地マグカップの方が無難かもです。笑

まとめ

強烈な臭いのドリアンとドライフィッシュ、取り扱いは要注意です。

いずれも、ホテルに持ち込まない様ようにしてくださいね。

セブ留学中は、ほとんどの学校に自炊設備がないので、調理が必要なドライフィッシュは学校内で食べることは少ないと思いますが、ドリアンを食べてみたいという方は、語学学校で食べられるかどうか後編をチェックしてください。

Author: 阿部 桂子

セブイングリッシュのお客様&経理担当。2006年からフィリピン在住し、フィリピン大学セブ校マスコミ科を卒業。セブ島現地のことに精通している。