Risaさん/12週間/セブ島:3D Academy
こんにちは
セブイングリッシュ・Hataoです。
弊社では不定期で生徒様のインタビューを行っております。
今回は日系の『3D Academy』の卒業生・Risaさんに学校生活を振り返りインタビューにご協力いただきました。
勘違いから始まったフィリピン・セブ島への留学
目次
充実した3D Academyでの留学になったと思います。12週間お疲れ様でした。留学のきっかけからお聞きしてもよろしいですか?
Instagramの広告で「フィジー留学」っていうのを見かけたんです。その時はフィジーがどこかも、日本との位置関係も分かんなかったんです。
そのうちに、留学について調べていると「フィ」がついていたからフィリピンだったっけ?っていう感じでネットでフィリピン留学について情報を集めていました(笑)。
フィリピン留学で英語がどのくらい伸びるのかを調べていると、他の国に比べて安くて英語が伸びるっていうこともみつけました。それに、暖かそうな場所だし口コミでも良いことが書いてあったので、思い切って行っちゃおうと思い立ちました。
仕事もちょうど環境を変えたいと思っていた時期だったので。海外旅行も好きだったのもあり、こういうのって若い時しか行けないよって周りの人が話していたので。
これは良いタイミングだと、運命を感じました。インスタの広告は「フィジー」でしたけど(笑)。
仕事されてる時に決めたんですね
そうです。ネットで検索したら一番上に出てきたので、一番最初に出てくるってことは信用できるところだと思ったので、早いに越したことがないと思いセブイングリッシュさんに問い合わせしました。
実は他の会社にも問い合わせをしていたんです。そしたらどの会社も『3D』を勧めてきたので、『3D』に決めました。
適度な緩さがあるって書いてあったので、初めての留学で厳しいのはちょっと無理だなと感じていたので。だけど実際に来てみたら想像以上に緩かったです。
留学前の英語力はどうだったんでしょうか
海外旅行にも何度も行っていたので、旅行で必要な英会話ぐらいはできていました。なので、授業も大丈夫だろうとは思っていましたけど、その余裕は初日から崩れてしまいました。
文法は全部やり直し、「動詞とは」というレベルから私の留学が始まりました。最初の一週間はすごく落ち込みましたね。
事前に勉強はしてたんですか?
何日かは頑張ったんですけど…参考書を買って終わりでした。なんとかなるだろうと思っていたので(笑)。そして仕事を辞めて2週間後に渡航でした。
留学後に何か予定はあったんですか?
ワーホリや一人で海外旅行っていうのは視野にありました。だけど今の英語力じゃ無理だなと感じています。もう少し自分の英語力を磨いてから行った方が得になるんじゃないかと思っています。
今のところは日本に帰ってからもうちょっと勉強する予定です。
セブ島に降り立った時の感想は
1回来たことがあったのですが、緊張しすぎてやばかったです。だけどインターンスタッフの人もとても優しかったので安心できました。
ピックアップで一緒だった人たちも年齢も様々でいろんな人がいたんですけど、学校までの道のりですぐに仲良くなれたので不安はなくなりました。
留学前に不安はありましたか?
初めて実家を出たので、朝起きれるかどうかが不安でした。英語力云々よりもそれが一番でした。四人部屋だったんですけど、自分で起きるしかなかったですね。
同じ時期に入学した人は何人ぐらいですか?
40人ぐらいでした。だけど夏場は70人ぐらいになるらしいです。
学校に着いた日学校の印象やセブイングリッシュの情報とのギャップについて教えていただけますか?
ギャップはすごくありました。
学校にはエレベーターがなかったので、重いスーツケースを階段で運ばなければいけませんでした。あとは、部屋の壁が傷んでいたり、二段ベッドのはしごが一段一段が広くて登るのが大変だったり、シャワールームの塗装が剥げてたり…。
部屋もシャワールームも狭いし、ひどいとこに来てしまったな、と最初は思いました。普通に虫もゴキブリもめっちゃ現れます。メイン寮の方がましのようですけどネズミが出るらしいです。
いろいろありますけど、もう慣れて普通ですよ。新ビル寮よりメイン寮の方が広いし綺麗なのでおすすめできますね。
新ビル寮は外の騒音が気なります。裏にカラオケ屋があって、歌声がすごく聞こえてきます。
メイン寮はそういった騒音はまったくありませんが、壁が薄くて廊下からの声が聞こえてくるみたいです。そして窓がないのでちょっと暗い感じです。
到着した初日は、まあこんなもんかと。ウェルカムセットのカップラーメンを食べて翌日に備えました。
込み入った情報をフィードバックしていただきありがとうございました。次の日は忙しかったと思いますが
初日は朝ごはんのあとテスト受けて、午後からはオリエンテーション。この時の説明が全部英語でしたね。
テストの時も全然わからなかったですし、オリエンテーションの説明受けてやっと留学に来た実感が湧いた気がします。オリエンテーションの時は日本人スタッフさんが付いてくれるので、日本語で優しく教えてくれたので説明の理解はできました。
英語留学は、自分の成長を喜んでくれる先生たちとの二人三脚
授業の最初に受けて思ったことは
自分の英語力の足りなさに驚きました。
リスニングもできないし、一体何語を話しているんだろう、って。「何を学びたい?」って先生に言われても、「英語でしょ」って思って(笑)、具体的には全然答えられませんでした。
今だったら「スピーキング」とか言えるんですけどね。そんな感じでしたけど、最初の一日は先生全員に自己紹介で終わりました。
12週間は先生変えずにずっと同じ先生の授業を受けていたのですか?
そう、ずっと同じ先生です。みんな自分に合っていると思ったので。まずは最初の1か月間はどんなに合わなくても絶対に先生を変えないって決めてたんです。だけど変えずにここまで来れました。
グループクラスは学校側が自分のテストの結果を見て振り分けてくれました。「観光英語」と英語初心者向けの、「ゲームで遊ぼう」みたいなクラスと「ネイティブクラス」。
ですが、グループ授業のメンバーがすでにいたバッチメイト同士で構成されていて、なかなか溶け込めず変更しました。あと、ネイティブクラスの授業にはまったくついていけませんでした。来てすぐの私には難しかったです。
毎週木曜日にクラス変更の申請ができるので、1週目の木曜日に申請して、「映画クラス」に変えました。
グループクラスはメンバーと先生との相性が大事だと思います。インターンスタッフに相談したら、グループ授業は1コマだけ「フリータイム」に変えることができると言われたので、休憩時間にしました。
今はマンツーマン4コマとグループ2コマ、観光英語と映画クラスです。1コマは休憩や復習や予習の時間に充てています。
12週間先生を変えずに来られたのはすごいことだと思います。その中で長期間一緒にいるとなあなあになったり、マンネリ化したりしたっていうことはなかったんですか?
そういうのはまったくなかったです。むしろ授業はどんどん良くなっています。先生たちは最初の私の英語力を知っているのでたくさん褒めてくれるんです。廊下ですれ違ったら必ず話しかけてくれたり、一緒にご飯に行ったり、とても良い関係だったと思います。
授業内容は先生が毎週決めてくれます。その日の体調具合にもよって柔軟に対応してくれて、特にスピーキングの機会をたくさん与えてくれています。テキストに沿って授業をすすめることは半々くらいかなと思います。
最初の頃は自分の出身地とかそういった比較的簡単な内容を話していました。それが今となっては恋愛の話からいろんな話ができるようになりました。
授業では日本語でも説明するのが難しい内容もありました。
例えば、ネイティブの授業で「地球温暖化について」というテーマが出されたのですが、以前は黙っていたんですけど、今ではそういったことについても、とにかく知っている単語でなんとか話せるようになったと思います。
「間違えるという恐怖心」が無くなりました。分からないことも、「分からない」って言えるなりました。
面白かった授業はありますか?
ムービークラスがすごく楽しいです。授業で、映画を30分間ほど見たあとで、この時のセリフは誰が言っていたか?など、ちょっとした問題のプリントが配られて、それについて答えていくんです。
みんながなんでもいいから意見を言い合って。「自分の意見を言うことが大事」という雰囲気がありつつ、先生がずっとニコニコして待っててくれて、間違ってもむしろ「よく言った!」って褒めてくれます。そのため、すごく楽しい雰囲気で授業ができました。
良い雰囲気の授業ですね。どのくらい英語が伸びた、どんなことができるようになった、という実感はありますか?
本当に簡単な単語しか話せなかったのが、人に何かを説明することも出来るようになりました。最初はそんなことができるようになるなんて思わなかったです。
四人部屋の生活はいかがでしたか。不便だったこと、楽しかったこと何でもどうぞ。
二段ベッドの上と下でwi-fiの強さが違ったのがちょっと戸惑いました。私の部屋だけらしいですけど(笑)。お部屋の収納スペースが全然ないのも不便でしたね。
ルームメイトの洗面台の使い方とかも気になってしまいました。使い終わった後に掃除しなかったり、もう慣れましたけど。どこかで妥協しなければならないと思ってるので、私はあまりストレスには感じませんでしたけど。
食事についてです。
食堂は新ビル寮で便利でした。ですが、1ヶ月ぐらいで食事のメニューにはちょっと飽きました。だいたい一緒のメニューが出ます。美味しいんですけどね。
やっぱりもっと野菜や魚が食べたいなと感じてきました。それもあって金土日は外食です。安いので私は焼肉を食べることが多いですね。留学中は痩せるかなと思ったんですけど太りました(笑)。ジムによく行っている人もいましたよ。
英語を話せるようになりたいと思ったのは自分自身。だから頑張れた。
放課後はどのように過ごされてましたか?
平日夜はほとんど自習室にこもって勉強していました。24時間使えるので、毎晩自分が納得いくところまで勉強していましたね。
予習復習や、宿題、それが済んだら翌日に先生と話したいことをノートにまとめたり、Netflixの映画を勧められたので映画を見たり、その中で分からないフレーズをメモしてあとから調べて覚えるとか、そういう風に勉強していました。
日本から参考書を持っていったんですけど、まったく開いてないです(笑)。勉強の仕方がわからなかったので。
メリハリがあって良い生活をされていたのですね。それに勉強法も実践向きで良いですね。スピーキングに重点を置いていて、それに関係するボキャブラリーを調べて覚えていたようですね。
私は月~木は勉強時間に充てていました。その代わり、金土日は遊びに行くって決めて、メリハリをしっかりとしていました。23時が門限なんですけど、遊びに行く人はは23時まできっちり遊んで帰ってきます。
大学生とか社会人のまだ若い子達が多いんで、「勉強」っていう子が少ないんです。自分を律してしっかりやらないとこれは流されると思ったので、私は月曜から木曜は勉強、というスタイルを決めて生活していましたよ。私と同じような子は何人かいます。
最初に感じた、自分の出来なさにすごく悔しくて、このまま日本に帰るわけにはいかないのでやり通そうと決めました。
他の生徒さん達を見てどう思っていましたか
正直言うと、この限られた時間の中で、毎日飲みに行っている人を見ると、お金がもったいないなと思いました。勉強のために来たので、私は後悔したくなかったです。人は人、自分は自分ですね。そう思っていました。
留学後、英語がすぐに必要ではない中で、どのようにモチベーションを保っていたのですか?
やっぱりこの限られた期間、人生の中でこんなに勉強するのはこの時期ぐらいかなと思ったら、意外と頑張れました。まあ平日だけだし、英語を話せるようになりたいと思ったのは自分自身なので。
留学前のモチベーションを保てずに、留学スタート後は遊ぶ方へ流されてしまう人もいる中、さらに、英語を必要に迫られている状況ではなかったのに素晴らしいですね。
施設的にはどうですか?利便性とかも含めて総合的に。
すぐそばにスーパーもあるし何でも揃います。バイタクもすぐに捕まるし、道も広いし、ITパークも近い。それにいろんな場所に行けるので立地はすごくいいと思います。
年齢層はいかがでしたか?
20歳~25歳ぐらいが多いですね。だけどお母さん世代やおばあちゃん世代の方もいらっしゃいますよ。
セブイングリッシュの対応、サポートはいかがでしたか?
すごく優しく対応してくださいました。
体調を崩して熱出した時、病院に薬もらっても治らないし、頼れる人いないし…と藁をもつかむ思いでエージェントにLINEをしてみたら、「あれこれした方がいいですよ」って言われて、すごく優しいなと思いました。コース変更したいと思った時も相談したら、すぐに返信が来て、対応が早くてびっくりしました。
英語力が伸びたことはもちろん、やりたいことも見つかった留学になった。
日本から持ってきてよかったもの、持ってくれば良かったものはありますか?
パーカーです。いらないなと思いましたけど、ちょっと厚めのものが一枚あると全然違いますね。いらなかったものはトイレットペーパー。こっちで買えますし。消耗品は意外と必要ないです。ただし化粧品は日本の方が質が高いです。
ふりかけも持ってきましたけど、フィリピンのお米とふりかけがあまり合わなくて使ってないです。お茶漬けの素を持って来てる人は多かったですよ。
持ってくれば良かったものはレターセットですね。油性ペン、テープ、のり、シールです。意外と先生に手紙を送ることが多いので。こっちでも売っていますが、欲しいものとなんか違うんですよね。
留学を迷ってる人たちへのメッセージをお願いいたします。
悩んでるのでしたら絶対に行った方がいいです。行かないで後悔するのではなく、それなら行って後悔したほうがいいですよね。得るものも違いますし、自分の価値観も変わります。
日本だけに留まっていると、それが自分の世界になってしまいます。海外に出るだけで世界がすごく広がりました。友達もたくさん増えました。自分が正しいと思っていたことも、こういう考え方もあるんだな、という新しい視点もできました。
自分が強くなったと思います。悩んでるんだったら絶対に行った方がいいですよ。
最後に今後の展望を聞かせてください。
一つ目は、世界一周をしたいです。
ここで出会った人達は世界各国いろんな場所にいるので、ワーホリやお仕事を通じてでもいいのでみんなに会いに行きたいです。
言語だけではなく、いろんな文化も含めてもっと知りたいという好奇心が生まれました。視野が広がることで、こんなに面白いことがたくさんあるんだという発見もできました。
二つ目は、途上国の人たちの支援です。
この間ボランティアに参加して、子どもたちと一緒に遊んで過ごしたんです。
その子たちは日本にいる子どもとは全然生活のレベルが違うじゃないですか。自分が彼らのために何かできることがもっとあるんじゃないかなと感じて。ボランティアのような活動にも携わりたいなと思いました。
私たちからすると大変そうに見えても幸せそうで、笑顔で溢れているし、こっちがいろんなことを教えてもらいました。笑顔は万国共通です。お金じゃないなと思いました。言葉が通じなくても気持ちは通じ合うという貴重な経験ができました。
編集後記
Risaさん、卒業インタビューに答えていただきありがとうございました。
二十歳でこういった経験ができることってすごく素敵なことだと思います。羨ましいですね。そしてそれを自分のものにしている姿がとても印象的でした。
利便性の良い日系の学校『3D Academy』にご興味のある方、お気軽にお問い合わせください。
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