先日フィリピン・マニラ首都圏で発生した発砲事件において、日本人の方が犠牲となられたとの報道がございました。亡くなられた方々に心より哀悼の意を表します。
報道によると、8月15日夜、首都圏マニラ・マラテ地区で日本人男性2人が銃撃され、その後死亡が確認されたとされています。
・まにら新聞(8月18日)
https://www.manila-shimbun.com/ja/category/society/news290186.html
・まにら新聞(8月19日)※続報
https://www.manila-shimbun.com/ja/category/society/news290201.html
・在フィリピン日本大使館の発表
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01976.html
一方で、弊社が紹介している語学学校は主にセブ・バギオ・クラーク・イロイロシティなど都市がほとんどでございます。これらエリアの学校への渡航の際、事件のあったマニラ首都圏に立ち寄ることはございませんのでご安心ください。
留学先として人気のセブ、バギオ、クラーク、イロイロシティはいずれも、留学生や観光客も多く、最低限の防犯対策は必要ですが、治安面の心配が少なく日常生活は落ち着いております。
今回の報道によりご不安に感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、学校のある都市においては通常通り安心して留学生活を送っております。
また、バギオのいくつかの学校ではこの事件を受け、留学先として安全面を再確認いただけるお知らせおよび対策を発表しております。
以下にまとめておりますのでご参考ください。
バギオでの生活環境について
バギオはこれまで通り落ち着いた環境で安全に生活いただけます。特に、バギオには比国軍士官学校(Philippine Military Academy) があり、街全体に警察官や軍関係者が多く駐在しています。そのため、フィリピン国内でも治安が安定した都市の一つとして知られています。
今回の事件を受け、今後も学生の皆さまが安心して学習・生活できるよう、注意喚起や安全対策を徹底してまいります。
学生の移動に関する安全対策
空港ピックアップ
入学時の空港送迎は、マニラ空港またはクラーク空港にてBESA(バギオにある語学学校の連盟)のスタッフが直接お迎え し、そのまま専用バンでバギオまで移動します。マニラ市内に立ち寄ることはなく、空港での待ち時間も外に出る必要がありません。入学予定の方には、公式LINEを通じて空港の外に出ないよう注意喚起を行っています。
帰国時の移動
卒業後の帰国時には、多くの生徒さんがマニラ空港直行の高速バス「JOYBUS」 を利用します。JOYBUSはマニラ市内を経由せずに空港ターミナルへ直行するため安心できる移動手段です。また、クラーク空港をご利用の場合は、学校からクラーク空港まで直行のBESA専用バンを手配するため、マニラ市内に立ち寄ることもありません。
マニラ観光について
安全面を考慮し、留学生にはマニラ観光を控えるよう案内しております。マニラ以外でも治安に不安のある地域への渡航は避けるようお伝えしています。旅行の際には必ず渡航届を提出いただき、滞在先・期間を学校側で把握できる体制を整えています。
セブの生活環境について
セブエリアは留学先のみならず観光地としても人気のエリアで、もっとも多くの語学学校が集まっています。
セブにある日本領事館が3か月ごとに『安全対策情報』を発表しており、その中で犯罪統計情報を公開しています。
セブエリアでの犯罪の大半はスリや強盗であり、日本人が犠牲になる殺人事件は目にしません。しかし留学生や観光客を狙ったスリなどは横行しているのが実情ではありますが、防犯対策をしっかり行なうことでほぼ防ぐことができます。
弊社セブイングリッシュでは、お客様へはかならず防犯対策の注意喚起を行なっております。さらに留学先の各語学学校でも同様に注意喚起が行なわれておりますのでご安心いただけると思います。
まとめ
今回の報道によりご不安に感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、留学先の各学校においては通常通り安心して留学生活を送っていただけます。
弊社としても、現地当局からの安全情報を注視し、留学生の皆さまが安心して学習できるよう引き続き信頼性のある情報をお伝えいたします。
ご不明点やご質問がございましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。