サントニーニョ教会と並ぶ歴史ある教会「セブ メトロポリタン大聖堂」です。
セブは1595年にフィリピンで始めてキリスト教の教区として制定され、その後、セブ各地に教会が建てられました。セブ メトロポリタン大聖堂もその当時に建設が始まった教会のひとつです。しかし、資金難により建設には長い年月がかかったと言われています。最終的に教会は完成しましたが、第二次世界大戦の空爆でベルタワーと一部の壁を残して破壊されてしまいました。現在は修復され、白い珊瑚硝石で建てられた教会全貌を見ることができます。
フィリピンの古い教会は高さを抑え、幅広で安定感のあるデザインが特徴で、壁は厚く丈夫に作られています。この建築方法は自然災害にも十分耐える耐久性を備えるのが目的で、スペインが世界中に植民地を持っていた当時の布教活動のため、植民地に建てられた多くの教会はこの建築方法を取り入れています。
教会内部はバロック建築を取り入れており、複雑な内部の形状や壁の彫刻が特徴です。教会のアルター(祭壇)には明るい色(オレンジや金色等)が使われていて尊厳な雰囲気の中にも暖かみがが感じられます。
見所として、国宝の聖カロンソドと、イエス、聖ルイズの石像が展示されています。地元の人たちの間では、この石像に願い事をすると願いが叶うと言われています。
詳細情報
- 名前
- Cebu Metropolitan Cathedral
- 住所
- F. Urdaneta Street, Cebu City
- 電話番号
- (032)255-8823/(032)253-6422
- URL
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- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- 年中無休
- 地図
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