フィリピン人にとってハンバーガーと言えば「エンジェルズ ハンバーガー(通称、エンジェル バーガー)」です。マクドナルドやバーガーキングなど大手外資系ハンバーガーショップがフィリピンに進出していますが、エンジェル バーガーはそれらがやって来るずっと前からフィリピンでハンバーガーを販売しています。ハンバーガーの他にもホットドッグやソフトドリンクを販売しています。
エンジェルバーガーのターゲットは「庶民」です。お店は必ず下町や居住地近くの道端にあり、ショッピングモールにはありません。そして24時間営業です。深夜も働いているタクシーやトライシカルのドライバー・ガードマン達の強い味方です。
<ハンバーガーの露店に鉄格子>
「なんでハンバーガーショップに鉄格子?」と日本人には不思議に思うところですが、フィリピンの下町で深夜も営業するには「必須アイテム」です。そして今では、この黄色い鉄格子が「エンジェル バーガーの象徴」となっています。
エンジェル バーガーの謳い(うたい)文句「BUY 1 TAKE 1 (1個買えば1個おまけ)」はあまりに有名です。フィリピンで「BUY 1 TAKE 1」といえば「エンジェルバーガーのこと」と言っても過言ではありません。
エンジェル バーガーはフィリピン各地にフランチャイズがあります。ここセブ島にも多くのお店があり、その数は数え切れないほどです。セブ島の北に行っても南へ行っても、どこの町に行ってもあります。
エンジェル バーガーの特徴は「値段の安さ」です。代表メニューのハンバーガーだと2個で26ペソ(約70円)です。他のメニューもショッピングモールのキャンティーンや露店に比べて1/2~1/4の値段です。
メニュー 例
- チーズバーガー with エッグ(Cheese Burger W/Egg)57ペソ
チーズ バーガー にオプションの卵をつけてみました。これでハンバーガーの中では最高峰メニューとなります。エンジェル バーガーのハンバーガーは全て「BUY 1 TAKE 1」なので2個1組です。肉は小さいです。チーズは卵の下にあって見えませんが白い液状のチーズです。写真ではほとんど写っていませんが、赤くて甘辛いソースがエンジェルバーガーの特徴です。 - ハンガリアン ソーセージ サンドイッチ(Hungarian Sausage Sandwich)41ペソ
スパイスとバジルの風味が効いた豪華なフランクフルト(ソーセージ)が使われています。ボリュームも十分です。これはスペシャルメニューで41ペソ(110円)しますが、高いとは思いません。赤いソースはハンバーガーに使われている物と同じです。 - ジャンボ チージー フートロング サンドイッチ (Jumbo Cheesy Footlong Sandwitch)40ペソ
通常のホットドッグの2倍の長さがあります。中のソーセージが大きくて食べ応えがあります。男性でも2本食べると結構きついでしょう。赤いソースはハンバーガーに使われているのと同じものです。エンジェルバーガーはこの赤いソースひとつで全メニューに対応しています。
詳細情報
- 名前
- Angel’s Hamburger
- 住所
- セブ市内では至る所にあるので探す必要が無いほどです。特に下町でジプニーが頻繁に停まるところでよく見かけます。
写真のお店はセブ市北のタランバン(Talamban)地区にあるサブディビジョン「ビラ レイソン(Villa leyson)」の入り口付近にあります。
Talamban Caramel Drive, Gov. M. Cuenco Avenue, Talamban, Cebu City, Cebu City, Cebu
- 地図